ゾンビも走らなければ凍ってしまう 極寒モンゴルの雪原が舞台のゾンビ映画 「獄舎Z」予告

映画スクエア

 2025年3月22日より新宿K's cinemaにて開催される「日本モンゴル映画祭」でジャパンプレミア上映される、モンゴルのビルグーン・チュルーンドルジ監督による長編劇場公開デビュー作「獄舎Z」の、予告編とティザービジュアルが公開された。

 「獄舎Z」は、日本初上陸のモンゴル・ゾンビ映画トリロジーの第1弾。摂氏マイナス40度と極寒の雪原を舞台に、”社会のクズ”扱いを受けてきた若者たちが、軍の矯正施設でゾンビと遭遇。生き残りをかけた逃亡へと駆り立てられる姿を描く。「ゾンビも走らなければ凍ってしまう」という極寒のモンゴルらしい発想から生まれた。また、政治不信が若者たちの心に根付くモンゴルの社会的背景を反映した作品となっている。

 コメディ作品からスリラー作品まで、モンゴルの映画界で活躍する監督・脚本のビルグーン・チュルーンドルジは、監督自身の少年矯正施設での勤務経験をキャラクター造形に盛り込んだ。監督いわく「2回の挫折・2回の成功」の構成で、登場人物の精神的成長を描写している。

【作品情報】
獄舎Z
2025年3月22日(土)より「日本モンゴル映画祭」にてジャパンプレミア
配給:Cinemago × マグネタイズ
©Future Film Mongolia Production/Cinemago/Magnetize

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