ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男
「ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男」は、ひとりの弁護士が巨大企業の隠蔽を暴き出す、実話を基にした作品。1998年、オハイオ州の名門法律事務所で働く企業弁護士ロブ・ビロットは、ある調査依頼を受ける。ウェストバージニア州で農場を営むウィルバー・テナントが、大手化学メーカーであるデュポン社の工場からの廃棄物によって土地を汚され、190頭もの牛を病死させられたというのだ。やがてロブは、デュポンが発ガン性のある有害物質の危険性を40年間も隠蔽し、その物質を大気中や土壌に垂れ流してきたことを知り、7万人の住民を原告団とする一大集団訴訟に踏みきる。
2016年のニューヨーク・タイムズ紙に掲載されたロブや法廷闘争のついての記事によって心を動かされた、環境活動家でもあるマーク・ラファロは、プロデューサーも兼任して映画化に向けて動き出し、実際のロブ・ビロット本人への取材を行うなど入念に役作り。ヒーローでも聖人でもない生身の人間としてのロブを体現している。ロブの妻サラをアン・ハサウェイが演じるほか、ティム・ロビンスがロブの威厳ある上司を、ビル・プルマンがロブの弁護団に加わるベテラン弁護士を演じている。監督は、ラファロからの直々のオファーを快諾した、「キャロル」などのトッド・ヘインズが務めている。
2021年12月17日(金)、TOHOシネマズ シャンテほかロードショー
配給:キノフィルムズ
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ニュース
ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男
トッド・ヘインズ監督、マーク・ラファロ、アン・ハサウェイ出演の映画「ダーク・・・・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男」が、12月17日より劇場公開されることが決まった。
「ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男」は、ひとりの弁護士が巨大企業の隠蔽を暴き出す、実話を基にした作品。1998年、オハイオ州の名門法律事務所・・・
1998年、オハイオ州の名門法律事務所で働く企業弁護士ロブ・ビロットが、思いがけない調査依頼を受ける。ウェストバージニア州パーカーズバーグで農場を営むウィルバー・テナントは、大手化学メーカー、デュポン社の工場からの廃棄物によって土地を汚され、190頭もの牛を病死させられたというのだ。さしたる確信もなく、廃棄物に関する資料開示を裁判所に求めたロブは、“PFOA”という謎めいたワードを調べたことをきっかけに、事態の深刻さに気づき始める。デュポンは発ガン性のある有害物質の危険性を40年間も隠蔽し、その物質を大気中や土壌に垂れ流してきたのだ。やがてロブは7万人の住民を原告団とする一大集団訴訟に踏みきる。しかし強大な権力と資金力を誇る巨大企業との法廷闘争は、真実を追い求めるロブを窮地に陥れていく。