安齋肇、浅香航大、松本穂香、古田新太が出演 「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」

映画スクエア

 2025年4月より劇場公開される、お笑いコンビ「ジャルジャル」の福徳秀介の同名恋愛小説の映画化作「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」に、主演の萩原利久、ヒロインの河合優実らに加え、安齋肇、浅香航大、松本穂香、古田新太が出演することが明らかになった。

 安齋肇が演じるのは、主人公の小西(萩原利久)と桜田(河合優実)がよく訪れるカフェのマスター。独特の存在感で2人が距離を縮めていく様子を見守っていく。さっちゃん(伊東蒼)の父親を演じるのは浅香航大。浅香がギターを演奏するシーンは本作の見どころのひとつとなっているという。松本穂香は小西とさっちゃんを優しく見守るお姉さん的な存在の夏歩役を、古田新太は小西とさっちゃんのバイト先である銭湯の店主・佐々木役を務める。

 「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」は、思いがけない出会いから始まるラブストーリー。思い描いていた大学生活とはほど遠い、さえない毎日を送る小西。ある日の授業終わり、小西はお団子頭の桜田の凛々しい姿に目を奪われ、思い切って声をかけると、偶然が重なって急速に意気投合する。会話が尽きない中、「毎日楽しいって思いたい。今日の空が一番好き、って思いたい」と桜田が何気なく口にした言葉が胸に刺さる小西。その言葉は、半年前に亡くなった大好きな祖母の言葉と同じだった。ようやく自分を取り巻く世界を少しだけ愛せそうになった矢先、運命を変える衝撃の出来事が2人を襲う。

 主人公のさえない大学生・小西徹を演じるのは萩原利久。小西が恋に落ちるヒロイン・桜田花を河合優実が演じる。萩原と河合は初共演となる。監督は、映画「勝手にふるえてろ」「私をくいとめて」などの大九明子。個性的かつリアリティあふれる女性主人公を描くことが多かった監督が、恋愛作品としては初の男性主人公の物語に挑戦している。

 安齋肇らのコメントも公開された。コメントは以下の通り。

【コメント】

■マスター役/安齋肇
人生最高の体験をありがとうございました。
四年ほど前、深夜番組から縁のなくなったクソジジイにキラキラとしたこの作品のオファーをいただいた時は、生意気にもお断りしようと当然思っていました。
門外漢の自分は“だいこん”だと、充分自覚していたからです。
あの日、粘るスタッフの説得に負けて、本当に良かった。
僕は試写室で泣きました。映画の熱量に泣きました。
そお、生きていたらいいこともあるんだね。生きていたら。

■さっちゃんの父役/浅香航大
福徳さんの原作を、見事に脚本に落とし込んだ大九監督の作品の一員になりたいと思いました。
言葉や表現の一つ一つがユニークで、観終わる頃には作品の世界に浸っていました。
自分は久々にギターに挑戦しました。
音楽も素敵なので是非劇場で、ご覧ください。

■夏歩役/松本穂香
ジャルジャルさんの1ファンとして、そして原作の小説のファンとしてとても嬉しいお話でした。前々から、実写化する際はぜひ参加させてください!どんな役でもお願いします〜!と福徳さんとお話をさせていただいていたので、まさか本当にそれが叶うなんて、、、!と未だにフワフワと実感がありません。
原作に流れる温かい空気を、この映画でもきっと皆さまに感じてもらえると思います。ぜひお楽しみに!

■佐々木役/古田新太
人のいい風呂屋の親父をやらせていただいた古田です。
萩原とは初めてだったが、優実と蒼は2回目の共演だ。
前回の共演では2人とも死んでしまう設定だったけど今回はどうなんだろう。
素敵な青春劇になってますように。

【作品情報】
今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は
2025年4月全国公開
配給:日活
©️2025「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」製作委員会

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