映画スクエア
2025年1月10日より劇場公開される、沖縄出身のバンド「HY」の同名楽曲からインスパイアされた映画「366日」から、主人公・湊を演じる赤楚衛二と、ヒロイン・美海を演じる上白石萌歌がロケ地の沖縄で迎えたクランクアップ時の映像が公開された。
約2カ月にわたる撮影で、最後のシーンを撮り終えて無事にクランクアップを迎えた赤楚衛二は、透き通る沖縄の海をバックに、颯爽(さっそう)と自転車に乗って登場。メガホンをとった新城毅彦監督と抱き合ったあと、「沖縄は、灼熱の中、夏合宿のような厳しい毎日で。湊という役は、ずっと(気持ちを)こらえて、苦しんで、という役だったので、皆さんが素敵で爽やかな現場にしてくださったおかげで、なんとか自転車を最後まで漕ぐことができました(笑)」と、達成感にあふれた姿を見せている。
一方の上白石萌歌は、沖縄の実家のシーンでクランクアップ。「過ぎ去ってしまうと一瞬で、沖縄という場所でお芝居を重ねられたのが楽しい日々でした。偶然なんですけど、私の誕生日が2月28日で、赤楚さんの誕生日が3月1日で。私たちの間にうるう年の2月29日があるということで、お話をいただいた時から運命的なものを感じていました。そんな作品を皆さんと作り上げることができて嬉しく思います!」と、本作でも湊と美海にとって重要なキーとなる“うるう年”に、特別な縁を感じていたことを明かしている。
「366日」は、2003年の沖縄に住む高校生・湊(赤楚衛二)と、同じ高校の後輩・美海(上白石萌歌)のラブストーリー。同じ音楽が好きな2人は自然と惹かれ合っていき、湊の卒業式の日に付き合うこととなる。母を病気で亡くし、音楽を作るという自分の夢を諦めかけていた湊だったが、「いつか湊先輩が作った曲、聴きたいです」という美海の言葉に背中を押され、東京の大学へ進学。2年後に美海も上京して湊と再会し、東京での2人の幸せな日々が始まる。音楽会社に就職が決まった湊と、通訳という自分の夢に向かって頑張る美海だったが、湊は突然別れを告げて美海のもとを去ってしまう。
主人公の真喜屋湊を演じるのは赤楚衛二。劇場映画単独主演作としては、「チェリまほ THE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~」以来、3年ぶりとなる。ヒロインの玉城美海役を務めるのは上白石萌歌。ドラマ、映画、舞台などで幅広く活躍する一方、アーティスト「adieu」として楽曲リリースを行うなど、多方面で才能を発揮している。赤楚とはドラマ「ペンディングトレイン -8時23分、明日 君と」以来、2年ぶり2度目の共演となる。監督は、「ただ、君を愛してる」「四月は君の嘘」「なのに、千輝くんが甘すぎる」などのラブストーリーを手掛けてきた新城毅彦。
【作品情報】
366日
2025年1月10日(金)公開
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント 松竹
©2025映画「366日」製作委員会