映画スクエア
「ONODA 一万を超えて」の遠藤雄弥主演、「ソローキンの見た桜」の井上雅貴監督によるファンタジーホラー映画「男神」が、2025年9月19日より劇場公開されることが決まった。あわせて、男性アイドルグループKing&Princeの元メンバーで、現在はアーティストとして活躍中の岩橋玄樹が映画初出演を果たすことも発表された。
「男神」は、2020年に「日本(美濃・飛騨等)から世界へ!映像企画」で入選し、YouTubeの「怖い話怪談朗読」にて朗読された話を元にした作品。撮影地となる愛知県日進市の協力により映画化が決定した。
縄文から続く荒ぶる神。年少の男子を生贄(いけにえ)としてささげた事から「男神」と呼ばれるも、その実態は誰も知らず、伝説の神として言い伝えられていた。新興住宅地の日星市、建設会社で働く和田(遠藤雄弥)は、建設途中で埋蔵文化財を見つける。その数日後、工事現場に深い穴ができ、和田の息子も神隠しのようにいなくなってしまった。その穴の先は不思議な森につながり、そこでは美しい女性たちが着物や巫女(みこ)の姿で男神を鎮めるための怪しげな儀式をしていた。息子がその森に迷い込んだ事を知った和田は、連れ戻すためにその穴に入ることを決意する。というストーリーが展開される。
遠藤雄弥が和田を演じるほか、須田亜香里、カトウシンスケ、彩凪翔、沢田亜矢子、塚尾桜雅らが出演する。
岩橋玄樹のコメントも公開された。コメントは以下の通り。
■岩橋玄樹 コメント
今回、映画『男神』のキャストの一員として、初めて映画作品に挑戦させていただきました。
これまで俳優としていくつかの作品に出演させていただく中で、たくさんのことを学んできましたが、今作ではさらに俳優として深く学び、成長することができたと感じています。
『男神』は、愛知県日進市を舞台に、さまざまな物語が展開されていきます。
撮影初日はとても緊張して不安もありましたが、共演者の皆さんがフレンドリーに話しかけてくださったり、演技について色々とアドバイスをしていただき、とても心強かったです。
改めて、「何事も初心を忘れず、真剣に作品に向き合う」ことの大切さを感じることができました。
撮影期間は短かったものの、とても内容の濃い作品に携わることができたと思います。
また、劇中には英語のシーンもあれば、もちろん日本語のシーンもあります。普段アメリカ・ロサンゼルスに住んでいる僕だからこそ表現できるキャラクターだったので、自然に演じることができました。
この映画を通して、より多くの方に日本のカルチャーや愛知県日進市の魅力が伝われば嬉しいです。
ぜひ、劇場公開を楽しみにしていてください。
【作品情報】
男神
2025年9月19日 ヒューマントラストシネマ渋谷、TOHOシネマズ赤池ほか全国公開
配給:平成プロジェクト
©2025『男神』製作委員会