映画スクエア
2026年1月2日より劇場公開される、「トワイライト・ウォリアーズ 決戦！九龍城砦」のソイ・チェン監督作「マッド・フェイト 狂運」の、運命が交差し出会った2人の男の姿を収めた、本編映像が公開された。
映像は、“誰かを殺し、投獄される”という相が出ているサイコパス青年・シウ（ロックマン・ヨン）の運命を変えるべく、熱血占い師マスター・ホイ（ラム・カートン）が奮闘するシーンから始まる。牢獄のような場所に連れて来られたシウは、「閉じ込める気か？」とホイに対して不信感を抱く。だが、「先取り行動だ」「投獄の相ならここでその運命を先取りする」と話すホイから、しぶしぶながらも鍵を受け取る。シウは自分と関係がないにも関わらず助けようとするホイに「なぜ俺の面倒を？バカなのか」と言い放ちますが、心優しい占い師は「君を助けて君が殺す予定の人を救わないと」と話す。そして、ホイは「生命を解き放てば運命が巡ってくる」と籠に入った鳥を何匹も解き放つと、空には稲光が見える。
あわせて公開された場面写真では、あせって何かに駆け寄る熱血占い師マスター・ホイと呆然と立ち尽くすサイコパス青年・シウや、ホイの手に付いた赤い血のような液体をじっと見つめるシウのほか、さまざまな登場人物の姿が捉えられている。
「マッド・フェイト 狂運」は、占い師マスターとサイコパス青年による運命の交錯を描いた作品。娼婦ばかりが狙われる連続猟奇殺人が起こる。激しい雨の夜、ある娼婦に奇妙な儀式を施す、熱血占い師マスターホイ。誰でもいいから人を殺したくてたまらない衝動に今日も悩まされる、サイコパス青年シウ。ある日、嫌な予感に導かれ、娼婦の住むアパートに駆けつけたホイは、配達員として訪れていたシウの姿を見つける。シウのまなざしの先には、異常な形状で吊るされた血まみれの女がいた。その瞬間、ホイとシウの運命が激しく交錯し、運命に逆らう熱くて奇妙な戦いが始まる。
「トワイライト・ウォリアーズ 決戦！九龍城砦」のソイ・チェンが監督し、「ザ・ミッション 非情の掟」のジョニー・トーがプロデュース。「大樹は風を招く」で「第36回香港電影金像獎」の最優秀主演男優賞を受賞したラム・カートン、12人組ダンス・ヴォーカル・グループ「Mirror」のキャプテンを務めるロックマン・ヨンが出演している。
【作品情報】
マッド・フェイト 狂運
2026年1月2日（金）新宿シネマカリテほか全国順次
配給：スターキャットアルバトロス・フィルム
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