映画スクエア
山下リオ、細川岳、祷キララが出演する、堀内友貴監督の長編最新作「トランジット・イン・フラミンゴ」が、2026年5月15日より劇場公開されることが決まった。
「トランジット・イン・フラミンゴ」は、3人と1台の冷蔵庫がフラミンゴを探す旅を描いた作品。一緒に移住してきた恋人に置いていかれたサエ。地元から離れられないまま日々を過ごすリュウタロウ。冷蔵庫を背負い、親友キョンちゃんとの思い出を探しにきたアカリ。見知らぬ3人が偶然出会い、1台の冷蔵庫とともに、フラミンゴを探すことになる。銭湯に行ったり、スーパーに行ったりと、あてもなく歩きながら過ごすうちに、3人は少しずつ本音をこぼしていく。
主人公のサエを演じるのは山下リオ。リュウタロウ役を細川岳、アカリ役を祷キララが務める。また、古川琴音が声の出演で作品世界に奥行きを与える。監督は、「明ける夜に」「お祭りの日」などの堀内友貴。シンガー・ソングライターの工藤祐次が音楽を担当し、河瀨直美がエグゼクティブプロデューサーとして参加している。
山下リオらのコメントも公開された。コメントは以下の通り。
【コメント】
■山下リオ(サエ役)
役が憑依するとはよく言いますが、私自身が役を乗っ取っていくような感覚になる稀有な現場でした。2年経った今でも、まるで全てが本当に起こったことのように、奈良の景色や匂い、そして二人の表情が、懐かしくも新鮮に記憶が蘇ってきます。この映画は、皆さんにとっても何故だかその場にいたような感覚にさせてしまう、不思議な魅力があるんじゃないでしょうか。フラミンゴ、私たちと一緒に探しませんか?是非、劇場でお待ちしています。
■細川岳(リュウタロウ役)
撮影してから随分と時間が経ったように感じたけど、まだ二年しか経ってないらしい。自分は公開を心待ちにしていたんだなあと改めて思う。生きてきた中で忘れられない出会いや時間がいくつかある中で、この映画にはそういう瞬間が映っている。現場で過ごした大半のことを今でもつらつらと喋ることができるくらいに濃密な時間を過ごした。映画を通して二人と友達になれたこともやっぱり嬉しい。
街でフラミンゴのイラストを見たり動物園に行くと、この映画のことを思い出す体になってしまった。どうしよう。
■祷キララ(アカリ役)
公開日のちょうど2年前、奈良県の宇陀市でこの映画を撮影していました。宇陀にいると、自然や建物、人にも宿っている歴史の厚みに気がついて、懐かしいような安心感で心がほどけていきました。撮影を通して、私たち3人が役として、そして人として重ねていった変化の過程が、そのまま映っていると思います。撮影中「この映画に絶対に合う!」と監督と熱論した工藤裕次郎さんに劇伴を手がけていただけたことも、とても嬉しいです。公開をぜひお楽しみに!
■堀内友貴監督
1人で部屋にいるだけでは絶対に作れないからこそ、映画は面白いのだと思います。
完成した映画を観て、エンドロールに並ぶ名前の多さに少し笑ってしまいました。
ちゃんとその1人ひとりの顔や声が頭に浮かぶのが嬉しいです。
多くの人と出会えて、関われて映画が完成しました。
ありがとうございました。
映画には、誰かと過ごす時にしか生まれない祝祭のような瞬間が映っていると思っています。
よろしくお願いします。
【作品情報】
トランジット・イン・フラミンゴ
2026年5月15日(金)全国順次公開
配給:NAKACHIKA PICTURES