片想いテーマにした”宇宙で一番、女の子の味方な映画” 「パンジーな私にハッピーエンドを。」公開決定

映画スクエア

 中村里帆が主演し、本作が初長編映画となる増澤璃凜子監督と若い女性から人気の漫画家・黄身子がタッグを組んだ、オリジナル脚本の映画化作「パンジーな私にハッピーエンドを。」の製作が決定した。

 「パンジーな私にハッピーエンドを。」は、「片想い」をテーマとした作品。ファッション誌「smooch」編集部に勤めている安藤まみこ(中村里帆)は、3年以上エンジニアの田代爽一に片思いをしていながら、心の空白を埋めるように宮岡陸という男性と定期的にデートをしている。長く片思いをしているまみこに対し、「良い経験として諦めたら?」「恋愛に支配されすぎて何もかも考えすぎなんじゃないか?」と諭す友人の言葉や、要領良く生きている後輩たちの存在が彼女を苦しめる。

 脚本を公開した上でのキャストオーディションの総応募数は、新人監督の作品ながら200件を超えた。女性スタッフ中心にガールズパワー全開で創り出す”宇宙で一番、女の子の味方な映画”として、2026年内の完成と、2027年の公開を目指す。2月13日より、製作支援のためのクラウドファンディングがスタートする。

 中村里帆、増澤璃凜子監督らのコメントも公開された。コメントは以下の通り。

【コメント】

■中村里帆(本作主演)
10代の頃からご縁のある増澤監督。
監督と呼ぶのが少し照れくさいくらい、私にとっては数少ない、友達になれたお姉さんです。
人生相談をすると、りりこさんにしか出せない言葉の温度でいつもそっと視点を変えてくれました。
黄身子さんは先日ご一緒した際、言葉の選び方ひとつひとつに知性と優しさが滲んでいて、もっと心を預けてみたいと素直に思いました。
そんなお二人が丁寧に紡いだこの物語と向き合える時間が、本当に幸せでたまりません!

片想いってかなり苦しくて、でもどうしようもなく愛おしくって、その人の存在ひとつで日常の色が変わる。
だけど実際はキラキラしている時間よりも、ぐちゃぐちゃして、どんより曇った時間の方が圧倒的に長くて。
でもその不器用な時間が、世界の見え方を変えてしまう力を持っているんだなと、この脚本を読んで感じました。

この映画が、恋に振り回されている誰かの心の味方になれたら嬉しいです。
まみこに今の私の全てを注いで!
素敵なスタッフの皆さま、キャストの皆さまと力を合わせて創っていきたいと思います。

■増澤璃凛子(監督・脚本)
他の誰かの愛し方を忘れたので、映画を作ろうと思いました。
大人になって、片想いをした事がある人なら知っている。
ダイバーシティな価値観が広がるこの社会に溶け込む中で、片想いという一人相撲な恋愛感情は、実際かなり気まずい存在である。
どうしても無視出来ない感情を持ったまま、歳をとっていく。時々恐怖を感じながら。
シングルである理由を人から問われ、不毛なインタビューを受け続ける日々。
一見、恋愛感情もあって異性愛者で性的マジョリティに属している私達。
なのになぜか私達は、どうもなんだか生き辛い。
そんな想いを抱えている人を照らすヒロインを生み出し、この物語を企画します。

■黄身子(脚本)
ラブストーリーに夢をみたあと、自分の物語を振り返って落ち込んでしまう気持ちは、きっと多くの方にとって身に覚えがあるのではないでしょうか。
この世界ではたくさんの人が正しく実る「運命の恋」を探していて、それに比べて叶わぬ片思いは馬鹿で滑稽で若いものとして、上書きされ忘れられていく。
だけどその涙に費やした日々もまた美しく、私たちを強くする尊いものと思います。
この気持ちがどこに行き着くのかもわからないまま、信じ願いながら立ち止まっている、そんなたくさんの私たちの側にいてくれる物語を作りたいと願って書きました。

【作品情報】
パンジーな私にハッピーエンドを。
配給:SPOTTED PRODUCTIONS 
©PANSY MOVIE Film Partners

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