レッド・ツェッペリン 初めてのリハーサルでの化学反応を振り返る ドキュメンタリー本編映像

映画スクエア

 2025年9月26日より劇場公開される、メンバー初公認のドキュメンタリー映画「レッド・ツェッペリン:ビカミング」から、メンバー4人が最初のリハーサルを回想する場面の本編映像が公開された。

 ジェラード通りの地下リハーサルスペースでしどろもどろのあいさつを終えた後に、タイニー・ブラッドショウの曲でありヤードバーズのライブでは定番の曲だった「トレイン・ケプト・ア・ローリン」を最初に演奏したことが語られる。ジミー・ペイジは「ソロや即興を入れながら演奏を続けたんだ」と言い、ジョン・ポール・ジョーンズは「部屋が爆発したような感じだった。クールなソウル歌手を想像していたが、イカれたみたいにシャウトするんだよ」と当時を振り返る。

 ロバート・プラントも「必死だったのさ。あの時こそが僕が待ち望んでいたチャンスだった」と説明。ジョン・ボーナムの生前にオーストラリアで行われていたインタビュー音源を1年かけて発掘した「恥ずかしくて話さないようにしていた。黙々とついていくのがいい」という音声も使用され、初めて曲を演奏するや、彼らも想像し得なかった”化学反応”が爆発した様子を、メンバー4人全員による証言で真実をあぶり出した映像となっている。

 1960年代末、イギリスで産声を上げた、ジミー・ペイジ(ギター)、ジョン・ポール・ジョーンズ(ベース/キーボード)、ジョン・ボーナム(ドラムス)、ロバート・プラント(ヴォーカル)によるロックバンド「レッド・ツェッペリン」は、およそ12年間の活動の中で伝説となった。「レッド・ツェッペリン:ビカミング」では、デビューアルバムでいきなり世界を熱狂の渦に巻き込んだバンドの出発点にはいったい何があったのかなどについて、未公開のジョン・ボーナムの生前音声のほか、メンバーの家族写真や映像、初期のライブシーンなど貴重なアーカイヴ映像とともに、その知られざる歴史をオリジナルメンバーが語る。

【作品情報】
レッド・ツェッペリン:ビカミング
2025年9月26日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほかIMAX同時公開
配給:ポニーキャニオン
©2025 PARADISE PICTURES LTD.

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