山田杏奈 無防備な寝顔に憂鬱な表情 血しぶきを浴びた姿も 「NEW GROUP」場面写真

映画スクエア

 2026年6月12日より劇場公開される、山田杏奈主演、「みなに幸あれ」の下津優太監督の映画「NEW GROUP」から、山田杏奈演じる愛の姿を捉えた場面写真が公開された。

 山田杏奈が本作で演じる主人公の愛は、引っ込み思案で自分の意見をうまく主張できない高校生。間違っていることを見過ごせない性格ではあるが、周囲の言動に流されてしまう、さらに家族に問題を抱えているが、誰にも言えずに悶々とした日々を過ごすキャラクターだ。

 公開された場面写真では、愛の周りでただならぬことが起こり始めた様子が切り取られている、問題を抱える家族と朝食を囲むシーンでは憂鬱な表情を浮かべる。いつも通りの体育の授業では、集団行動の練習中に過呼吸になってしまい、運ばれた保健室で無防備な寝顔を見せる。そして、人の集団と一人で対峙することを覚悟した愛は、教室で強い意志を宿したかのように窓の外の校庭を見つめる。さらには、顔に血しぶきを浴びた姿も切り取られている。

 これまでの作品でも、物憂げな空気やダークな側面をにじませながら、その奥に強い意志を感じさせる演技を披露してきた山田。本作では、主人公のイメージにぴったりと重なり、監督・プロデューサー陣が満場一致でのオファーとなった。山田について下津監督は、「ホラージャンルだと『ミスミソウ』や『樹海村』のイメージが強くありました。可愛らしい雰囲気をお持ちだと思うのですが、映画ではどんどん苦しい状況に追い込まれていく過程が魅⼒的で、とても美しく思いました。今回の作品でもそんな魅⼒を引き出せるように、どんどんと追い詰めていきました。特にクライマックスにかけて、すごく印象的な演技をしていただいたと思います」と語り、その表現力に大きな信頼を寄せている。

 「NEW GROUP」は、組体操という”集団行動”における人間の行動心理の根底を、コミカルかつシリアスにあぶり出した作品。引っ込み思案な普通の女子高生の愛は、家族に問題を抱えている。海外帰りの転校生の優は、日本の学校の集団行動になじめめない。愛は優のことが気になるが、自分をなかなか出せない愛に、優はいら立ちを感じていた。そんなある日、校庭で一人の生徒が四つんばいになり、動かなくなった。そして、時間を追うごとに、その生徒の横に、同じように四つんばいになる生徒が並び始める。そして、積み重なった生徒たちはみんな穏やかな表情を浮かべている。生徒たちはどんどん集まり、集まってくる生徒たちはものも言わず従っていく。愛もなぜか、朦朧となり、ピラミッドに加わりそうになる。これは、地域全体を巻き込む、集団怪現象の始まりに過ぎなかった。

【作品情報】
NEW GROUP
2026年6月12日(金)全国公開
配給:KADOKAWA
©︎2026「NEW GROUP」製作委員会

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