スパイにさせられ闇バイトの一端を担った初老男性 実際の被害者が脚本・主演 「ジェリーの災難」公開決定

映画スクエア

 定年退職後の初老の男性がスパイに仕立て上げられ、闇バイトの一端を担わされた実際の事件を、被害者自身が脚本・主演で映画化した「ジェリーの災難」が、2025年3月20日より劇場公開されることが決まった。

 「ジェリーの災難」の主人公は、長年アメリカに住み、この地で成功することを夢見てきたジェリー。いまや妻と離婚し、定年退職したジェリーは、3人の息子とも離れてひとりで暮らしていた。ある日、そんな彼のもとに中国警察から緊急の電話があり、国際的なマネーロンダリング事件の捜査で自身が第一容疑者になっていることを知らされる。ジェリーがフロリダに持つ銀行口座を通して128万ドルが違法に移動されているというのだ。

 逮捕の上、中国に強制送還すると告げられたジェリーは、中国警察のスパイとして事件の捜査に協力させられるはめに。その後、数週間に渡り、銀行を監視して写真を撮る、極秘の送金を行う、さらには隠しマイクをつけて窓口係を探るなど、国際的なマネーロンダリング事件に対する捜査を手伝う。数カ月の間、この潜入捜査について隠していたものの、ジェリーはついに家族にすべてを打ち明ける。そして家族は、驚きの選択をする。

 実際に起きた信じがたい事件の当事者ジェリー・シューがこなした“おとり捜査”などの体験を、彼自身が脚本を書き、主演俳優として出演。リアルかつサスペンスフルな映画として完成させた。

【作品情報】
ジェリーの災難
2025年3月20日(木・祝)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
配給:NAKACHIKA PICTURES
© 2023 Forces Unseen, LLC.

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