映画スクエア
2026年4月10日より劇場公開される、森七菜が主演し、長久允が監督を務めるオリジナル長編映画「炎上」から、森七菜が演じたじゅじゅ(樹理恵)の姿を捉えた場面写真とメイキング写真が公開された。
場面写真では、コスプレ姿でカラオケに入りびたる、じゅじゅたちにとっての日常風景が切り取られている。メイキング写真では、ハーフツインで印象的な表情を浮かべる森の姿が収められており、つらい日々を耐え、“ただ”生きていたおとなしい少女・樹理恵の姿から、自由に生きる「じゅじゅ」としての劇的な変化が捉えられている。
森自身は、本作のオファーを受けた当初、じゅじゅ役に対しての運命的な縁を感じていたという。撮影時も「じゅじゅとして、”今“を生きることしか考えていませんでした。だから、撮影からしばらく経ったサンダンス映画祭で改めて作品を観た時に、初めてじゅじゅが辛かったんだ、という感情を受け取ったんです」と、自身も気づかないほどに役と同化していたことを明かしている。さらに、森は本作の撮影期間中には、役作りの一環で自らの意思で新宿近辺のホテルに宿泊。その事実を事後報告された制作陣は、本作にかける森の本気度に感嘆したという。
森が演じる樹理恵(通称じゅじゅ)は、両親がカルト宗教の信者で、父親からは妹とともに厳しい教育を受けてきた。つらい現実に妹と2人で耐える日々だったが、ある日、彼女は妹を残して家を飛び出してしまう。行き場のない樹理恵がたどり着いたのは歌舞伎町。そこでは、それぞれの生きづらさと傷を抱えた若者たちが寄り添って生きていた。初めて出会った仲間から、「じゅじゅ」という新しい名前をもらった樹理恵は、歌舞伎町で生きる術を身に着けていく。そして、それまで感じたことのない人生の楽しさに気づき、次第に笑顔が増えていく。
「炎上」は、「WE ARE LITTLE ZOMBIES」などの長久監督が、映画化するために5年間温めていた企画で、さまざまな人物に取材を重ねながら物語を作り上げた作品。リアルさを追求すべく、映画の舞台である新宿・歌舞伎町でのロケも敢行し、街のありのまま姿を物語に落としこんでいる。
【作品情報】
炎上
2026年4月10日(金)公開
配給:NAKACHIKA PICTURES