映画スクエア
2026年2月6日より劇場公開される、サンダンス映画祭でのワールドプレミア上映で反響を呼び、アメリカでは気鋭の映画会社NEONが争奪戦の末に配給権を獲得したホラー映画「トゥギャザー」の、予告編とメインビジュアルが公開された。
予告編では、ティムとミリーに異変が起こったのは、散歩中のハプニングで落ちた洞窟から始まったことが明らかになる。はじめに足がくっつき、次に唇がくっつき、やがて腕がくっつき出す。意思に反して互いの体が呼応するように強く引かれ合いながらも、あらがおうとするティムとミリーの姿が収められている。
メインビジュアルでは、ティムとミリーの手が互いの腕に入り込んでつながった姿が捉えられ、「私たちはもう始まっている」という不気味なコピーが添えられている。
「トゥギャザー」は、ボディ・ホラーの身体の突然変異と恋愛の共依存を融合させ、倦怠期に差しかかったカップルがたどる想像を絶する運命を描き出した作品。長年連れ添ってきたミュージシャン志望のティムと小学校教師のミリーは、住み慣れた都会を離れ、田舎の一軒家に移り住む。ところが森で道に迷い、不気味な地下洞窟で一夜を過ごした直後から、ふたりの穏やかな日常が暗転する。ティムは突然意識が混濁し、体が勝手に暴走する奇妙な症状に悩まされ、気持ちがすれ違いがちだったミリーとの関係が揺らぎ出す。やがて、その異変はミリーの身にも勃発。目に見えない磁力に引き寄せられるかのように互いを求め合うその想像を絶する現象は、ふたりが一緒に育んできた愛と人生すべてを侵蝕していく。
監督は、NEONが本作で異例の大型契約を結び、すでにA24製作の次回作が決定しているオーストラリア出身の新人監督であるマイケル・シャンクス。衝撃性と共感度の高さを絶妙のバランスで両立させた、オリジナリティにあふれる「共依存ボディ・ホラー」を作り上げた。
【作品情報】
トゥギャザー
2026年2月6日(金) よりTOHOシネマズ 日比谷他ロードショー
配給:キノフィルムズ
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