食事は種のみ 家族を殺され、声と聴覚を失った少年が地獄の修行 「ボーイ・キルズ・ワールド」冒頭映像

映画スクエア

 サム・ライミ製作、ビル・スカルスガルド主演のアクション映画「ボーイ・キルズ・ワールド:爆拳壊界流転掌列伝」(公開中)から、本編本編映像が公開された。

 狂気の女帝ヒルダ・ヴァンデルコイが支配する腐敗王朝のもと、少年ボーイは家族を虐殺され、声と聴覚を失う。その後、謎の男シャーマンのもとでジャングルの中、地獄の修行に身を投じることになる。泥沼の中の生き埋めにされたり、シャーマン相手に特訓の日々を送る一方で、雑用もこなし、食事は種のみ。暗殺者になるためには、友達も必要ないが、カブトムシは別。そんな彼を時折われに返らせるのは、唯一無二の存在だった妹との思い出だったことが描き出されている。

 「ボーイ・キルズ・ワールド」の舞台は、文明が崩壊した終末世界。狂気の女帝ヒルダ・ヴァン・デル・コイ(ファムケ・ヤンセン)が支配する腐敗王朝のもと、少年ボーイ(ビル・スカルスガルド)は家族を虐殺され、声と聴覚を失う。絶望の中で彼を導いたのは、幼い頃に夢中になったゲームの主人公の“内なる声”だった。その声に突き動かされ、謎の男シャーマン(ヤヤン・ルヒアン)のもとで地獄の修行に身を投じた彼は、沈黙の殺戮者として覚醒する。年に一度の“粛清の日”の前夜に、ついに復讐の時が来る。

 主演はビル・スカルスガルド。狂気と哀しみを背負う“沈黙の復讐者”というキャラクターを、ハードトレーニングによる壮絶な肉体改造と無言の演技で体現する。共演には、インドネシア武術“シラット”の達人として知られるヤヤン・ルヒアンのほか、ファムケ・ヤンセン、シャールト・コプリー、アンドリュー・小路、ブレット・ゲルマン、ジェシカ・ローテ、ミシェル・ドッカリーらが顔をそろえる。監督は、新鋭のモーリッツ・モール。名作格闘ゲームやコミックといった、彼自身のカルチャー愛を詰め込みんだ作品となっている。

【作品情報】
ボーイ・キルズ・ワールド:爆拳壊界流転掌列伝
2025年9月19日(金)公開
配給:AMGエンタテインメント
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