サイコパス青年の家を訪ねる娼婦 営業をかけるが青年の手には凶器 「マッド・フェイト 狂運」本編映像

映画スクエア

 2026年1月2日より劇場公開される、「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」のソイ・チェン監督作「マッド・フェイト 狂運」から、本編映像の一部が公開された。

 映像は、サイコパス青年・シウの家の扉をたたく音が聞こえるシーンから始まる。そこにいたのは、以前住んでいたアパートで娼婦が殺されたという噂を聞き、隣に越してきたという娼婦・ジョウ。停電をしたから直してほしいと訪ねてきたのだった。彼女は熱血占い師マスター・ホイの提案でシウが笑顔で食べ物を無料配布していたのを見かけ、「絶対いい人だ」と彼を頼りに来たというさらにジョウはシウに対して、「私どう?」と強引に風俗の営業をかける。「出会ったのは運命だもの」とジョウが近づくが、シウの手には凶器が強く握られているのだった。

 あわせて、ラジカル鈴木の描いたアザービジュアルも公開された。本作のタイトルである「マッド・フェイト」を漢字に置き換え、主人公の2人を筆頭にしたメインキャラクターたちが、ラジカル鈴木らしいポップで鮮やかな色彩を使用して描かれている。熱血占い師マスター・ホイは作中で儀式の際に使用している銅鈸を手にし、サイコパス青年・シウの周りには凶器や黒猫が。また、各キャラクターのセリフや表情の特徴も活かされたビジュアルとなっている。

 「マッド・フェイト 狂運」は、占い師マスターとサイコパス青年による運命の交錯を描いた作品。娼婦ばかりが狙われる連続猟奇殺人が起こる。激しい雨の夜、ある娼婦に奇妙な儀式を施す、熱血占い師マスターホイ。誰でもいいから人を殺したくてたまらない衝動に今日も悩まされる、サイコパス青年シウ。ある日、嫌な予感に導かれ、娼婦の住むアパートに駆けつけたホイは、配達員として訪れていたシウの姿を見つける。シウのまなざしの先には、異常な形状で吊るされた血まみれの女がいた。その瞬間、ホイとシウの運命が激しく交錯し、運命に逆らう熱くて奇妙な戦いが始まる。

 「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」のソイ・チェンが監督し、「ザ・ミッション 非情の掟」のジョニー・トーがプロデュース。「大樹は風を招く」で「第36回香港電影金像獎」の最優秀主演男優賞を受賞したラム・カートン、12人組ダンス・ヴォーカル・グループ「Mirror」のキャプテンを務めるロックマン・ヨンが出演している。

【作品情報】
マッド・フェイト 狂運
2026年1月2日(金)新宿シネマカリテほか全国順次
配給:スターキャットアルバトロス・フィルム
©2022MakerVille Company Limited and Noble Castle Asia Limited

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