映画スクエア
12月24日より劇場公開される、ドニー・イェンとニコラス・ツェーがダブル主演する映画「レイジング・ファイア」の、予告編が公開された。
公開された予告編は、犯人逮捕のためなら躊躇しない正義感あふれるチョン警部(ドニー・イェン)が、麻薬組織の壊滅作戦中に謎の仮面を被った集団に襲撃され、警官仲間を惨殺されてしまう場面から始まる。その事件の黒幕は、かつての同僚で弟子のような存在だったンゴウ(ニコラス・ツェー)だった。ある事件で警察組織にはめられ投獄されたンゴウは、犯人について「あんたを恨んでるヤツかも」とチョンに冷たく言い放つ。そして、本作のアクション監督も務めたドニー・イェンが魅せる1対多勢の肉弾戦、ニコラス・ツェーの華麗なナイフバトルなどのアクションが映し出される。
予告編でも見られるド派手なアクションについて、本作でスタント・コーディネーターを担当した、「るろうに剣心」シリーズなどで知られる谷垣健治は、「ドニーとベニー・チャン監督がタッグを組むのは26年ぶり。ベニー・チャン監督は大衆的で派手なものが好きで、ドニーはもう少しディテールの凝ったものが好きなのですが、その違いがうまく調和していました。二人が一緒にやることによる化学反応が大きかったのだと思います」と解説している。
「レイジング・ファイア」は、すべての悪を憎むチョン警部(ドニー・イェン)と、かつてチョン警部の同僚だった元エリート警察官のンゴウ(ニコラス・ツェー)の激突を描くアクション映画。チョンを演じるのは、ハリウッドでも活躍するドニー・イェン。ドニーは、プロデューサーにも名を連ね、アクション監督も務めた。ンゴウを、「孫文の義士団」「密告・者」で数々の演技賞に輝くニコラス・ツェーが演じる。監督を務めるのは、「香港国際警察/NEW POLICE STOR」「新少林寺/SHAOLIN」などのヒット作を放ったベニー・チャン。2020年に他界したチャンの遺作となった。
【作品情報】
レイジング・ファイア
2021年12月24日(金) TOHOシネマズ日比谷他 全国公開
配給:ギャガ
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