映画スクエア
第二次世界大戦下のドイツで、牧師とスパイの二つの顔を持ち暗躍した実在の人物の半生を描いた映画「ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師」が、2025年11月7日より劇場公開されることが決まった。
「ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師」は、ナチスと闘い続けた実在のドイツ人牧師ディートリヒ・ボンヘッファーを描いた作品。ナチスがユダヤ人迫害や教会を弾圧していた第二次世界大戦下で、平和を祈る聖職者でありながら、彼はいかにしてスパイ活動に身を投じ、ヒトラー暗殺の共謀者になっていったのか。家族思いの青年として、勤勉な牧師として、そして抵抗運動の闘士として生き抜いた39年間の濃厚な生きざまと、“20世紀を代表するキリスト教神学者の一人”と呼ばれる英雄の知られざる人物像が明らかとなる。
監督・脚本・製作を務めたのは、「ハドソン川の奇跡」「博士と狂人」などの実話を得意とするシナリオライターのトッド・コマーキニ。ボンヘッファー役を演じているのは、舞台演劇出身のドイツ人俳優ヨナス・ダスラー。「屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ」では、主人公の連続殺人犯を演じ、ドイツ映画賞の主演男優賞にノミネートされた。共演には「イングロリアス・バスターズ」「名もなき生涯」のアウグスト・ディールや、「エイリアン:ロムルス」のデヴィッド・ジョンソンらが顔をそろえる。
【作品情報】
ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師
2025年11月7日(金)、ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国公開
配給:ハーク
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