映画スクエア
2025年12月に劇場公開される、TBSテレビで2023年に放送された福山雅治主演の連続ドラマ「ラストマン -全盲の捜査官-」の、映画化作「映画ラストマン -FIRST LOVE-」に、宮沢りえが事件の鍵を握る重要人物として出演することが明らかになった。
宮沢りえが演じるのは、大学時代にアメリカで皆実広見と出会い、皆実広見の“初恋の人“となったナギサ・イワノワ役。ナギサ役のキャスティングについて、東仲プロデューサーは「ナギサは主人公・皆実の初恋の人で、今の皆実にとってかけがえのない存在です。連続ドラマでは若い頃の皆実がアメリカへ行ってからどのような生活を送っていたのかといった、彼のバックボーンをそこまで深く描いていませんでした。続編では皆実の過去が垣間見えるような物語を作りたいと福山さんからもアイデアをいただき、そこを一番大きな軸として映画のプロットを重ねていく中で、皆実が初めて愛した人の存在がどんどん大きくなっていきました。描かれていない皆実との時間、そしてその後のナギサの人生を感じられるような、複雑な芝居と、存在感を纏える方と考えた時に、宮沢さんしかいないと思い、ダメもとでオファーさせていただきました」と、オファーの理由を語っている。
宮沢りえは、多くの方に愛されている作品のシリーズに参加させていただくのは、不安や緊張もありましたが、福山さんと大泉さん、お二人の最強のバディ感の魅力に惹かれ参加させていただきました。壮大なスケールのアクションは、初めて台本を読みながら、とてもワクワクしました。そして、そこに生まれる人間の、深い愛や葛藤も見どころだと思います。是非、劇場のスクリーンで楽しんでいただきたいと思います」と、コメントを寄せている。
「映画ラストマン -FIRST LOVE-」は、福山演じる全盲のFBI捜査官・皆実広見と、大泉洋演じる孤高の刑事・護道心太朗が凸凹バディを組んで難事件を解決していく作品。実の兄弟であることがわかった2人が、ある事件のために北海道へ向かう。そこで出会ったのは、皆実の初恋の人だった。事件に巻き込まれ、謎の組織から追われている彼女を守るため、”無敵バディ”が再びタッグを組み、FBI、CIA、北海道警の合同チームと事件に挑むが、そこには世界を揺るがす陰謀が絡んでいた。
【作品情報】
映画ラストマン -FIRST LOVE-
2025年12月全国ロードショー
配給:松竹
(c)2025映画「ラストマン」製作委員会