映画スクエア
2024年11月8日より劇場公開される、カトリーヌ・ドヌーヴ主演最新作「ベルナデット 最強のファーストレディ」の、日本版予告が公開された。
日本版予告は、大統領夫人という立場でありながら、運転手の隣の助手席に座らされているベルナデットの姿から始まる。後部座席を占めるのは、夫ジャック・シラクと彼の広報アシスタントを務める娘のクロード。夫にはG7への同席を勝手に断られ、娘には話題をそらすかのようにスーツの色についての話を振られ、運転手には鼻で笑われてしまう。加えて「メディア対応が壊滅的」なベルナデットのために派遣された職員ベルナール・ニケのイメージ調査によれば、世間の彼女への印象は「時代遅れ」「冷たい」「話しにくい」と散々なものだった。
心が折れかけるベルナデットだったが、「本当のあなたを見せるのです」「反抗を覚えましょう」という言葉に一念発起。ナイトクラブに繰り出して新たな友好関係を築き、彼女のライフワークであった「ピエス・ジョーヌ募金活動」のより積極的なPRを行うなど、任務にまい進していく。シャネルの再興を後押ししたデザイナーのカール・ラガーフェルドも「完璧!」と太鼓判を押す変身を遂げたベルナデットによる、夫シラク大統領も驚がくの”反撃”の一端が収められている。
「ベルナデット 最強のファーストレディ」でカトリーヌ・ドヌーヴが演じるのは、実在の元政治家であるベルナデット・シラク。ベルナデットは、夫ジャック・シラクを大統領にするため、常に影で働いてきた。ようやく大統領府であるエリゼ宮に到着し、自分の働きに見合う場所を得られると思っていたが、夫やその側近、そして夫の広報アシスタントを務める娘からも、「時代遅れ」「メディアに向いていない」と突き放されてしまう。だがベルナデットは、参謀の”ミッケー”ことベルナール・ニケとともに、「メディアの最重要人物になる」という”復讐計画”をスタートさせる。
【作品情報】
ベルナデット 最強のファーストレディ
2024年11月8日(金)より新宿ピカデリー他全国ロードショー
配給:ファインフィルムズ
© 2023 Karé Productions - France 3 Cinéma - Marvelous Productions – Umedia