映画スクエア
第74回ベルリン国際映画祭でセバスチャン・スタンが最優秀主演俳優賞(銀熊賞)を受賞した映画「顔を捨てた男」が、2025年7月11日より劇場公開されることが決まった。
「顔を捨てた男」の主人公は、顔に極端な変形を持つ、俳優志望のエドワード。自分の気持ちを閉じ込めて生きる彼は、ある日、外見を劇的に変える過激な治療を受け、念願の新しい顔を手に入れる。別人として順風満帆な人生を歩み出した矢先、目の前に現れたのは、かつての自分の”顔”にそっくりな男オズワルドだった。その出会いによって、彼の運命は想像もつかない方向へと逆転していく。ルッキズム(外見至上主義)を、ブラックなユーモアを効かせながら痛烈に風刺した作品となっている。
製作はA24で、アーロン・シンバーグ監督がメガホンをとった。セバスチャン・スタンは、アカデミー賞にもノミネートされた特殊メイクを施し、容姿が変わっていく主人公エドワードの複雑な心情を体現。ベルリン国際映画祭、ゴールデングローブ賞で主演俳優賞を獲得した。共演には「わたしは最悪。」のレナーテ・レインスヴェ、「アンダー・ザ・スキン 種の捕食」のアダム・ピアソンらが顔をそろえる。
【作品情報】
顔を捨てた男
2025年7月11日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開
配給:ハピネットファントム・スタジオ
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