映画スクエア
2024年12月13日より劇場公開される、「スパイダーマン」シリーズや「ヴェノム」シリーズのソニー・ピクチャーズによるマーベル最新作「クレイヴン・ザ・ハンター」から、冒頭8分のオープニング映像が公開された。ロシアの刑務所を舞台に、クレイヴンの“ザ・ハンター”流の狩猟、スパイのような潜入、ワイルドな脱出が描かれている。
映像の始まりは、ロシアの極寒の地を走る囚人輸送車。道半ばの休憩中、”0864”と番号で呼ばれた囚人(アーロン・テイラー=ジョンソン)が映し出される。刑務所に収監された”0864”は同房となった囚人の「ひと月もたない」という忠告に対し、「3日いれば十分」と不敵な言葉を放つ。刑務所内の運動場では、新入りとは思えぬ威圧感で、バーベルでトレーニングをする”0864”。他の囚人に因縁をつけられ、バーベルごとつぶされそうになるが、圧倒的な怪力で返り討ちにする。
その異常さによって目をつけられた彼は、刑務所のボスの部屋へと連行される。「俺を知っているか?」というボスの問いかけに、”0864”は武器の密売人だと答え、世界中の人々がその銃で殺されていると訴える。「俺はハンターだ。お前みたいな奴を狩る。俺の名は…クレイヴン」と自身の本性と刑務所に潜入した狙いを明かすと、同時に武器密売人とその手下たちを次々と容赦なく餌食としていく。
そして、猛獣のような脱出劇が始まる。四つ足で壁をはい、猫のように屋根を飛び移り、人ならざるスピードで銃弾をかわしながら、常人では及びもつかない速さで吹雪の中を疾走する。待機していた飛行機に飛び乗ったクレイヴンは変装用のタトゥーを拭い去る。その頃、刑務所の外では、クレイヴンが拭ったのと同じ模様のタトゥーが彫られた本物の囚人”0864”の死体が発見されるのだった。
「クレイヴン・ザ・ハンター」に登場するクレイヴンは、原作のマーベルコミックではスパイダーマンの宿敵として描かれ、ヴェノムにも匹敵する強さを誇るヴィラン。引き締まった強靭な肉体に野獣のようなパワーとスピード、研ぎ澄まされた五感で、一度狙った“獲物”は確実に仕留めるまでどこまででも追いかける。本作では、彼がいかにしてその力を得て、悪名高きハンターとなったのかという、クレイヴン・ザ・ハンター誕生の物語が描かれる。クレイヴン役はアーロン・テイラー=ジョンソンが務め、父親役をラッセル・クロウ、ヒロインをアリアナ・デボーズが演じる。
【作品情報】
クレイヴン・ザ・ハンター
2024年12月13日(金)日米同時公開
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