映画スクエア
「名探偵コナン から紅の恋歌」など「名探偵コナン」の映画シリーズを手掛けた静野孔文が監督を務め、「新世紀エヴァンゲリオン」や「時をかける少女」「サマーウォーズ」などを手掛けた貞本義行がキャラクターデザインを担当した、長編アニメーション映画「アズワン/AS ONE」の劇場公開日が2025年8月22日決まり、特報映像が公開された。
「アズワン/AS ONE」は、アーケードゲーム「星と翼のパラドクス」を原作として制作を開始。静野監督がアイデアを構築して脚本家とともに生み出した完全オリジナルストーリー作品となっている。原作の20年前の物語を構築し、貞本義行によりキャラクターはすべて刷新されている。
主人公は、現代の日本でミュージシャンを目指す高校生のヨウ。反対する親とバンド仲間の人間関係に悩み、自らの将来を決めかねていたある日、渋谷の交差点を歩くヨウの脳内に「助けて!」という声が響き、白い光に包まれる。一方、宇宙に浮かぶ巡星(めぐりぼし)では、ヴ・レード惺王国と轟ア・スレッガ国との休戦の調停式が行われてようとしていた。だがまさにその時、巨大軌道デブリが落下し、プルガード隊のヴィーゴが必死に対処していた。ヴィーゴを助けるべく、ロボット整備士・ラコは整備途中の機で飛び立つが、危機一髪の状況に陥っていた。一瞬の閃光ののち、破損の激しいラコの機はデブリを海面まで移動させてことなきを得るが、ラコは意識を失ってしまう。そして、昏睡状態のラコは、意識の中でヨウと出会う。
特報映像では、ラコの意識の中で互いに手を差し伸べ、近付いていくヨウとラコの幻想的な姿や、ラコが機体を操縦するシーン、指令を受けるヴィーゴの姿、走るヨウの横顔などが描かれ、巡星の空には、ロボット(プルガード)の姿が見られる。メカニックデザインは、「ガンダム Gのレコンギスタ」などの形部一平が担当している。
【作品情報】
アズワン/AS ONE
2025年8月22日(金) 新宿バルト9他全国ロードショー
原作 星と翼のパラドクス © SQUARE ENIX/SUNRISE © ASONE製作委員会