映画スクエア
2024年11月29日より劇場公開される、トム・ハーディとオースティン・バトラーが初共演する映画「ザ・バイクライダーズ」の、本予告映像が公開された。
映像は、バイクのエンジンを轟音で響かせたベニー(オースティン・バトラー)が、興奮とともに荒野を疾走する様子から始まる。そして、ジョニー(トム・ハーディ)が作り上げたバイクを愛するアウトローたちが集うモーターサイクルクラブ「ヴァンダルズ」の固い結束の様子と、「5週間で結婚した」と振り返るベニーとキャシーの運命の出会いのシーンが続く。
ヴァンダルズメンバーの証であるチームの紋章入りジャケットを「脱がせたけりゃ、俺を殺せ」と言い放つベニーや、ジョニーのリーダーシップのもとで破天荒ながらも熱い日々を過ごすチームだったが、やがてバイク乗りたちの黄金時代は少しずつほころんでいく。そんな男たちの自由と破滅の軌跡を切り取った予告となっている。さらに、「あんたがモメてたから、それだけさ」「お前と俺だしな」というやり取りに見られる、ジョニーとベニーの”バディ感”も収められている。
「ザ・バイクライダーズ」の舞台は、1965年のアメリカ・シカゴ。不良とは無縁の生活を送っていたキャシーが出会いから5週間で結婚を決めたベニー(オースティン・バトラー)は、けんかっ早くて無口なバイク乗りだった。地元の荒くれ者たちを仕切るジョニー(トム・ハーディ)の側近でありながら、群れることを嫌い、狂気的な一面を持つベニーの存在は異彩を放っていた。
バイカ―が集まるジョニーの一味は、やがて「ヴァンダルズ」という名のモーターサイクルクラブへと発展するが、クラブのうわさは瞬く間に広がり、各所に支部が立ち上がるほど急激な拡大を遂げていく。その結果、クラブ内は治安悪化に陥り、敵対クラブとの抗争が勃発。ジョニーは、自分が立ち上げたクラブがコントロール不能な状態であることに苦悩していた。一方、バイクと暴力に明け暮れるベニーの危うさにキャシーは不安を抱え、ベニーは自分を束縛しようとするキャシーとの将来に葛藤していた。そんななか、暴走が止まらない「ヴァンダルズ」で最悪の事態が起こってしまう。
本作のストーリーテラーであるキャシーを演じたのは、「最後の決闘裁判」などのジョディ・カマー。キャシーのパートナーでヴァンダルズで異彩を放つ存在ベニーにオースティン・バトラー、ヴァンダルズのカリスマ的リーダーのジョニーにトム・ハーディ、ヴァンダルズのメンバー・ジプコにマイケル・シャノン、ヴァンダルズを取材する写真家ダニーにマイク・ファイスト、放浪のバイカー・ソニーにノーマン・リーダスが顔をそろえている。監督は、「テイク・シェルター」「ラビング 愛という名前のふたり」のジェフ・ニコルズ。
【作品情報】
ザ・バイクライダーズ
2024年11月29日(金)TOHOシネマズ シャンテ、ホワイトシネクイント他全国ロードショー
配給:パルコ ユニバーサル映画
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