カン・ハヌル&ユ・ヘジンが体現するゆがんだプロマンス 「YADANG/ヤダン」本編映像

映画スクエア

 2026年1月9日より劇場公開される、韓国で2025年上半期の観客動員数第1位を記録したクライム・アクション映画「YADANG/ヤダン」から、“ヤダン”役カン・ハヌルと検事役ユ・ヘジンのゆがんだブロマンスが垣間見える、本編シーンが公開された。

 ソウル東部地方検察庁に、ノリノリで入っていくイ・ガンス(カン・ハヌル)。彼と組んで大型検挙を成功させ、部長検事に成りあがったク・グァニ(ユ・ヘジン)が迎える。「誰でも入れるところじゃない。財閥会長や元大統領などを取り調べるところだ」「つまりお前はVIP室にいるんだ」と説明しながら招き入れ、ガンスも「俺には入る資格がある。非公式VIPだ」と嬉しそうな姿を見せる。そして、「人は高い所へ上って見下ろさないとな」とビルの高層階にあるその部屋から窓の外を見ながら、「地上全体が見えると胸がいっぱいになる」とガンス。すると、かたわらのグァニが、「ガンス。外を見ていると欄干にぶら下がって今にも落ちそうな不安に襲われる時がある」と震える声で思わず本音を吐露する。その言葉にガンスは「クソ面白い。落ちたら終わりだ」と笑いとばすが、グァニは「だから落ちないよう必死につかまってるんだ」とさらに語気を強める。

 「お前が頑張らないとな」「言ってる意味は分かるよな?」と語るグァニには狂気が感じられ、ガンスの表情も固まるが、すぐに場を和ませるように「まったく兄さんはそんな心配をするなんて。上だけ見て進んでください。俺が支えます」とかわす。グァニも「お前だけが頼りだ」「次は特捜部を目指そう」「いいぞ兄さん、 自信満々でいい感じだ」と、互いの野心のために依存しあう二人のゆがんだ間柄が垣間見られる。

 そこへ「大した物じゃないんだけど」とガンスがグァニに手渡したのは一つの箱。「ライター?」「兄さん。中央地検の特捜部に行くならカッコよくタバコを吸わなきゃ」「定年まで長く使ってください。クールに」という言葉に、「ありがとう」と思わずほほえむグァニ。「それからこれは俺の!」と自分も同じライターを持っているのをみせ笑うガンスをみて「恋人みたいにペアか?」とグァニもまんざらでもない表情をみせる。

 先日来日した際に、ユ・ヘジンは本作の魅力について、「何と言っても主人公をカン・ハヌルさんが演じていること」と断言し、カン・ハヌルは撮影中のユ・ヘジンからのアドバイスが「とても光栄でありがたかったです」と語るなど、互いの信頼関係は抜群。その2人が、善悪の境界線で暗躍する “ヤダン”と“検事”の、運命共同体ともいえる禁断のブロマンスを体現している。

 「YADANG/ヤダン」は、韓国に実在するという、麻薬犯罪者から情報を引き出し、検察や警察に提供して司法取引を操る、闇のブローカーである”ヤダン”を描いた作品。出世のチャンスを狙う検事・グァニに才能を見いだされ、タッグを組んで次々と検挙を成功させていくヤダン。しかし、ある麻薬摘発事件が国家と裏社会を巻き込む巨大な陰謀へと発展し、ヤダンは地獄の底に突き落とされる。ヤダン、検事、刑事の3人の狂気が交錯し、すべてを奪われたヤダンが仕掛ける壮絶にして華麗な復讐劇が幕をあける。

 主人公を演じるのは、「イカゲーム」などのカン・ハヌル。これまでのさわやかなイメージを一新させる国家権力と裏社会、善悪の境界で暗躍するダークで過激なヤダンを演じている。共演として、「破墓 パミョ」などのユ・ヘジンが出世欲の強い検事役を、「夫婦の世界」「おつかれさま」パク・ヘジュンが荒くれ者だが情に厚い刑事役を務めている。

【作品情報】
YADANG/ヤダン
公開中
配給:ショウゲート
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