ウクライナで動物の命を救うために奮闘する人々を追う 東出昌大ナレーション 「犬と戦争」公開決定

映画スクエア

 ドキュメンタリー映像作家の山田あかねが監督した、ウクライナで動物の命を救おうと奮闘する人々を追ったドキュメンタリー映画「犬と戦争 ウクライナで私が見たこと」が、2025年2月より劇場公開されることが決まった。東出昌大がナレーションを務めている。

 「犬と戦争 ウクライナで私が見たこと」は、山田あかね監督が、ロシアによる侵攻から約1カ月後にウクライナへ向かい、約3年にわたり取材した「犬と戦争」の記録。山田監督はこれまでに、小林聡美主演の「犬に名前をつける日」(監督)や「犬部!」(脚本)など、数々の作品で犬や猫の命をテーマに、福島や能登などの被災地への取材を重ねてきた。そんな彼女が、「戦場にいる犬たちの現実を伝えなければ」という覚悟のもと、戦禍のウクライナでカメラを回し、1つの動画をきっかけに衝撃的な事件を知ることになる。

 ナレーションを務めるのは東出昌大。自身も保護犬と暮らしている東出が、ウクライナを取材してきた山田の思いを受け取り、映像に言葉を乗せている。

【コメント】

■監督:山田あかね
戦禍のウクライナ、首都キーウで起こった犬をめぐる「ある事件」。
その一部始終を捉えた映像を見た私は、彼らに…犬たちに何が起こったのか知るために、3年にわたり、ウクライナに通った。そこで見たのは、「戦争の悲惨さ」だけでなく、極限状況のなかで、犬や猫、動物たちを救おうとする人達の「強さと優しさ」だった。
戦争という悲劇のなかで見た、ひとすじの希望の物語です。

■ナレーション:東出昌大
可愛い犬の映像がふんだんに映し出されます。はしゃいでは見せるその純真無垢な表情に、戦禍が続いている事を忘れそうなほどに。犬は人間に助けを求め、時に癒し、稀に人間よりも悟った顔をします。犬から考える平和について。犬は当たり前の幸せを享受出来る、素直な生き物。犬から”だから”考えられる平和について、の映画とも言えます。
 

【作品情報】
犬と戦争 ウクライナで私が見たこと
2025年2月より全国公開
配給:スターサンズ
©『犬と戦争』製作委員会

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