早瀬憩がヒロイン 母を殺めて男=坂口健太郎に会いに行く役 中野量太監督「私はあなたを知らない、」

映画スクエア

 2026年晩夏に公開される、「湯を沸かすほどの熱い愛」以来10年ぶりの完全オリジナル脚本作となる中野量太監督作「私はあなたを知らない、」に、ヒロイン役で早瀬憩の出演が決定した。

 早瀬憩が演じるのは、夕平の運命を大きく動かす・朝子役。「違国日記」と「あのコはだぁれ?」での演技が高く評価され、第16回TAMA映画賞最優秀新進女優賞と第67回ブルーリボン賞の新人賞を受賞し、「モブ子の恋」など多数の待機作も控える早瀬憩が、物語の核心に迫る重要な役どころとなる朝子役を、オーディションで射止めた。早瀬が演じるのは、自分の中で決められたルーティンでたった1人で生活していた西山夕平(坂口)が職場で出会ったシングルマザー紗月の娘である朝子。その出会いから13年後、唯一の肉親だった祖母が亡くなった時に、記憶になかった夕平の存在を知り、母を殺めて服役中の彼に会いに行く。

 「私はあなたを知らない、」は、人を愛すること、罪と贖罪、赦しをテーマにした作品。ただ粛々と働き、自分の中で決めたルーティンだけで生活をし、たった一人の環境を寂しいとも感じずに生きてきた、天涯孤独の西山夕平。そんな夕平は、職場に新しくやってきたシングルマザーとの出会いによって、家族を渇望していた心を解放していく。監督は、独自の視点と感性で、“家族の形”を描き続けている中野量太。坂口健太郎が主演し、髪を短くカットしたイメージを変えた姿で、孤独な青年期から40代までを演じる。

 早瀬憩のコメントも公開された。コメントは以下の通り。

【早瀬憩 コメント】

オーディションを受けてから日に日に朝子に対する思いが強くなっていき、役を掴み取りたい︕と心から思っていました。結果が出るまでの毎日は、この作品のことで頭がいっぱいで…。
合格の知らせを聞いた時は、喜びと安堵の気持ちと同時に、複雑で難しいテーマだからこそ、自分にとって大きな挑戦になるなと感じました。
初めて台本を読んだ時、朝子の心情を理解することがとても難しかったです。中野監督と話し合いをしたり、主演の坂口健太郎さん、共演者の皆さんと撮影を重ねていく中で、その時代の朝子の心情に近づいていった気がします。たくさんの心の葛藤がある中で、多くの愛をもらった朝子のその先が幸せであって欲しいと思いました。
中野監督は、私がまだ持っていなかった感情や新しい表現を引き出してくれました。時にユーモアもあり、愛に溢れた撮影現場でした。朝⼦と共に私自身も作品の中で成長できていたら、と思います。
撮影中は、中野組の皆さんと作品に対して感想を伝え合ったり、考察をしたり作品についてたくさんディスカッションをしていたので、この映画を観ていただいた皆さんの感想が、今から楽しみです。

【作品情報】
私はあなたを知らない、
2026年晩夏、全国公開
配給:クロックワークス
©2026「私はあなたを知らない」製作委員会

新着コンテンツ