ドストエフスキーの短編「白夜」がモチーフ 紅葉の美しい東京が舞台 「永遠の待ち人」予告

映画スクエア

 2025年6月6日より劇場公開される、ドストエフスキーの短編「白夜」をモチーフとした映画「永遠の待ち人」の、予告編が公開された。

 「永遠の待ち人」は、孤独な青年の決して成就することのない恋を描く「白夜」を愛する者として、自分がどうしてこの物語に惹かれるのかを映画を作ることを通して探究したいと思った日活社員の太田慶が、監督・脚本・編集を務めた作品。「白夜」に着想を得ながら、「白夜」とは違う設定・エンディングの物語を、紅葉の美しい秋の日本で撮影した。

 「男にとって仕事は大事」と妻をなおざりにした結果、妻が去ってしまった主人公・泰明役は、太田慶監督の全作品に出演している永里健太朗。永遠の愛を心から信じ、帰ってこない恋人を3年も待ち続けるヒロイン・美沙子を、「ビリーバーズ」北村優衣が演じる。フラッシュバックや主人公の妄想の中の妻・麻美役を高崎かなみ、美沙子の元恋人・慎一役を釜口恵太、主人公が過去の反省を吐露する相手・相沢役を藤岡範子、変化する主人公を見て行動を変える主人公の同僚・岡崎役をジョニー高山が務める。

【作品情報】
永遠の待ち人
2025年6月6日(金)より池袋シネマ・ロサにて公開 他全国順次
配給:OTAK映画社
©太田慶

新着コンテンツ