放火捜査官と刑事 2人の疑念が絡み合う不穏な空気 心の内に秘めた“闇”が浮き彫りに 「スモーク」予告

映画スクエア

 2025年6月27日よりApple TV+で配信される、「ミスティック・リバー」「シャッター アイランド」の原作小説を手掛けたデニス・ルへインが原案と脚本を務め、「キングスマン」シリーズで知られるタロン・エジャトンが主演と製作総指揮を務めるサスペンススリラー「スモーク」の、予告編が公開された。

 予告編映像では、2つの連続放火事件を追うデイブ(タロン・エジャトン)とミシェル(ジャーニー・スモレット)の間に、不穏な空気が漂う様子が切り取られている。捜査が進むにつれ、デイブへ向けるミシェルの視線が日に日に鋭くなっていき、そんなミシェルにデイブは「最近どう?何だか少しおかしいぞ」と笑顔で問いかける。さらに映像では、火を見つめる放火犯の1人らしき謎の男の姿、誰かと口論になっているミシェルの姿、そして、デイブが怒りに任せて車のハンドルを握るシーンも見られる。

 「スモーク」は、実際の放火事件に着想を得て、デニス・ルヘインが原案・脚本を手掛けた作品。火災に事件性があるかを調べる放火捜査官のデイブは、街で起こっている2つの連続放火事件の捜査にあたっていた。しかし、上司が警察に捜査の手助けを要請し、刑事のミシェルがやってくる。不本意ながらもバディを組むこととなったデイブとミシェルは捜査を開始するが、捜査を進めていくうちに2人の関係は思わぬ方向へと進展していく。幸せかと思われたデイブの家庭内での不穏、ミシェルの上司との不倫の過去など、デイブとミシェルの心の内に秘めた“闇”が浮き彫りになる。

 2人の放火犯を追いながら、火に魅入られていく放火捜査官のデイブを演じるのはタロン・エジャトン。消防隊員向けに放火による火災についての講義を行うなど、その知識と手腕は周囲からも評価されている。ほかに、エミー賞ノミネートのジャーニー・スモレットがミシェルを演じるのに加え、グレッグ・キニア、ジョン・レグイザモ、レイフ・スポール、ンタレ・グマ・ムバホ・ムワイン、ハンナ・エミリー・アンダーソン、アンナ・クラムスキー、アディナ・ポーターが顔をそろえている。

放火捜査官と刑事 2人の疑念が絡み合う不穏な空気 心の内に秘めた“闇”が浮き彫りに 「スモーク」予告

放火捜査官と刑事 2人の疑念が絡み合う不穏な空気 心の内に秘めた“闇”が浮き彫りに 「スモーク」予告

【作品情報】
Apple TV+「スモーク」
Apple TV+にて2025年6月27日(金)より配信開始
画像・映像提供 Apple TV+

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