映画スクエア
2025年のアヌシー国際アニメーション映画祭で観客賞を受賞したアニメーション映画「アメリと雨の物語」が、2026年春に劇場公開されることが決まった。
「アメリと雨の物語」の主人公は、日本で生まれたベルギー人の女の子アメリ。1960年代の神戸で外交官の家庭に生まれ、2歳半までは無反応状態だったアメリは、とあるきっかけから”無敵の子ども時代”に突入する。自らを「神」と信じ、魔法のような世界を生きるアメリ。大好きな家政婦のニシオさん、家族との新たな発見にあふれた生活に心を寄せ始め、自分にぴったりな「雨(あめ)」という漢字を知る。しかし3歳の誕生日に、彼女のすべてを変えてしまう出来事が訪れる。
アメリー・ノートンによるベストセラー自伝的小説「チューブな形而上学」を原作とし、「ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん」などでレミ・シャイエ監督と協働してきたメイリス・ヴァラード、リアン=チョー・ハンが監督を務めている。
劇場公開に先立ち、現在開催中の第38回東京国際映画祭アニメーション部門で上映されることが決定。メイリス・ヴァラード監督、リアン=チョー・ハン監督登壇によるジャパンプレミア上映が、11月4日に角川シネマ有楽町で行われる。
【作品情報】
アメリと雨の物語
2026年春公開
配給:ファインフィルムズ
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