水上恒司vs濱尾ノリタカ 迫力のタイマンシーン映像 熱量が高すぎのメイキングも 「WIND BREAKER」

映画スクエア

 2025年12月5日より劇場公開される、累計発行部数が1000万部を突破している人気漫画の実写映画化作「WIND BREAKER/ウィンドブレイカー」から、水上恒司演じる桜遥と濱尾ノリタカ演じる十亀条による、”タイマン”アクションシーンが公開された。

 桜の前に立ちふさがる敵対勢力“獅子頭連”の副頭取・十亀。何度か拳を交える2人はまさにライバルだった。仲間たちを引き連れ、“防風鈴”が住む街を荒そうとする十亀を止めるために桜が立ち向かう。建物の屋上で向き合う桜と十亀、風の吹く音だけがその場で響く中、十亀の野性味あふれるタックル、高く飛んで避ける桜といった迫力の攻防が始まる。

 全身を使った応酬が繰り広げられるなか、最大瞬間風速25メートル超えの突風を活かした、本作ならではの“ウィンドアクション”も見られる。そして、下駄を体の一部のように扱う濱尾の動きによって、十亀というキャラクターの奇想天外さと底知れない強さが表現されている。水上も、投げられそうになるところを側転で回避したりとその身体能力を遺憾なく発揮している。

 あわせて公開されたアクションメイキングでは、拳を交え、話し込む2人の姿が収められている。アクション部による休憩の呼びかけにも関わらず練習を続ける様子や、休憩に入るもの気づいたら拳を交えている2人が捉えられており、水上が「休憩だって!」とツッコみ、笑いが起こる様子も見られる。

 濱尾は、アクション練習の段階から主演の水上に引っ張ってもらったと振り返りながら、「同い年で彼みたいな役者に出会えたことは、この役者人生ですごく”大きい”。本人には絶対言いたくないですけど(笑)」と照れながらも水上への信頼を語る。一方、ハードなアクション練習に繰り返しひたむきに向き合う濱尾を見た水上は、「最後までなんとか撮り切る事が出来たのはすごく意味があると思います」と、互いを高め合った撮影を振り返っている。

 「WIND BREAKER/ウィンドブレイカー」の主人公は、ケンカだけを取りえに、孤独に生きてきた桜遥。かつて不良の巣窟と恐れられた風鈴高校のてっぺんをを獲るため街にやってくるも、生徒たちは防風鈴=WIND BREAKERと呼ばれ、街を守る存在へと変貌を遂げていた。桜は戸惑いながらも、防風鈴の一員として、初めてできた仲間と街の命運を賭けて、戦いに身を投じていく。

 監督は、「ブルーピリオド」「サヨナラまでの30分」など、新たな青春映画を生み出してきた萩原健太郎。脚本は、「ハケンアニメ!」で日本アカデミー賞の最優秀脚本賞を受賞した政池洋佑が務めている。街を守る正義の不良軍団「防風鈴」のキャストには若手が集結。桜遥役の水上恒司のほか、木戸大聖、綱啓永、JUNON(BE:FIRST)、中沢元紀、上杉柊平らが出演する。

【作品情報】
WIND BREAKER/ウィンドブレイカー
2025年12月5日(金)公開
配給:ワーナー・ブラザース映画
©にいさとる/講談社 ©2025「WIND BREAKER」製作委員会

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