映画スクエア
2025年5月16日より劇場公開される、デミ・ムーア主演の映画「サブスタンス」から、ハリウッドの光と闇を切り取った、3分の本編冒頭映像が公開された。
公開されたのは、エリザベスを演じたデミ・ムーア、エリザベスの“上位互換・スー“を演じたマーガレット・クアリーからのコメントと、冒頭3分の映像。冒頭映像は、生卵の黄身に謎の液体”サブスタンス”を注入すると、黄身がぷっくりと分裂し、もうひとつの黄身が現れる異様なシーンから始まる。
続くのは、ハリウッドの名誉であるハリウッド・ウォーク・オブ・フェームの星型プレートに、エリザベスの名前が刻まれる様子。華やかなセレモニー、祝福の声、注目の的となるエリザベス。だが、その栄光の時代は長く続かず、やがて年齢を重ねたエリザベスは人々からは忘れられ、ぞんざいな扱いを受けるようになる。ハリウッドの不気味さ、そして残酷な現実、光と闇を切り取ったオープニングとなっている。
あわせて、Tシャツを通してカルトカルチャーを後世にまで伝えていくことを目的として立ち上がった「GEEKS RULE(ギークス ルール)」と「サブスタンス」のコラボも発表された。詳細は「GEEKS RULE」の公式InstagramやXなどで確認できる。
「サブスタンス」の主人公は、50歳の誕生日を迎えた元人気女優のエリザベス。容姿の衰えから仕事が減少し、再生医療“サブスタンス”に手を出したエリザベスだったが、”治療薬”を注射すると、”エリザベスの上位互換体“のスーが、エリザベスの背中を破って現れる。若さと美貌に加え、エリザベスの経験を武器に、たちまちスターダムを駆け上がっていくスー。だが、1つの心をシェアするふたりには、「一週間ごとに入れ替わらなければならない」という絶対的なルールがあった。しかし、スーが次第にルールを破りはじめてしまう。
エリザベスをデミ・ムーアが、スーをマーガレット・クアリーが演じる。監督と脚本を手掛けたのはコラリー・ファルジャ。デミ・ムーアがゴールデングローブ賞の主演女優賞(ミュージカル&コメディ部門)を受賞したほか、アカデミー賞でも5部門(作品賞/主演女優賞/監督賞/脚本賞/メイクアップ&ヘアスタイリング賞)にノミネートされ、メイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞した。
【作品情報】
サブスタンス
2025年5月16日(金)全国ロードショー
配給:ギャガ
©The Match Factory