池田エライザ、久保田紗友らが艶やかな浴衣姿 夏祭りのデートシーン 「リライト」場面写真

映画スクエア

池田エライザ、久保田紗友らが艶やかな浴衣姿 夏祭りのデートシーン 「リライト」場面写真

 2025年6月13日より劇場公開される、監督・松居大悟(「ちょっと思い出しただけ」)と、脚本・上田誠(「サマータイムマシン・ブルース」)が初タッグを組んだ映画「リライト」から、映画のハイライトの1つである、夏祭りのデートシーンの場面写真が公開された。美雪(池田エライザ)、保彦(阿達慶)、鈴子(久保田紗友)、敦子(山谷花純)、亜由美(大関れいか)、唯(森田想)、晴子(福永朱梨)ら、キャスト陣の艶やかな浴衣姿が収められている。

 ある小説に心を奪われ、300年後の世界から現代へとタイムリープしてきた未来人の保彦。そんな彼のミステリアスな魅力に惹かれた高校生の美雪は、保彦との時を重ね、夏祭りに誘う。夜店のにぎわい、浴衣の人々、そして花火、そこには保彦が300年後の未来で読んだ小説に描かれていたとおりの現代の”日本の夏”の原風景が広がっていた。そんな夏祭りのにぎわいは、美雪にとっても心ときめくひとときだった。「いずれ彼は未来に帰ってしまう…」 という切ない想いを抱えながら、保彦との思い出を、誰にも言えない“ふたりだけ”の秘密として、そっと胸の奥にしまっていた。

 しかし10年後、小説家となって故郷の尾道を訪れた美雪は、その夏祭りをめぐる衝撃の事実を知ることになる。あの夜、同じ時間、同じ場所で、ほかのクラスメイトも保彦と同じ時間を過ごし、夏祭りのクライマックスである打ち上げ花火の瞬間、美雪を含む誰もが夜空に大輪の花を咲かせる花火を保彦とともに見入っていたのだという。

 松居監督は夏祭りのシーンについて、「エキストラの人数も多く、かなり大変な撮影だった」と振り返る。保彦と美雪、そして保彦とクラスメイトたちが“同じ夏祭り”の時間をそれぞれに過ごすタイムパラドックスとも言えるシーンでは、細やかな演出方法が求められた。「色々なアングルを考えたのですが、結果的に“ひとつのカップルを丁寧に撮る”という方法に切り替えました」と撮影プランを明かし、「脚本の上田誠さんが描いた、緻密でファンタジーな世界に、僕自身のリアルな温度のようなものを足せたらと思って、難しさも感じながらも全力で取り組みました」と語っている。

 「リライト」は、法条遥の同名小説を原作とした作品。高校3年の夏、ある小説を読んで300年後からタイムリープしてきた未来人の保彦と秘密を分け合った美雪は、彼と時間を重ねていくうちに恋に落ちる。未来人の彼からもらった薬を使って、10年後の自分に会うためタイムリープする美雪。未来の美雪は1冊の本を見せ、「あなたが書く小説。……絶対書ける。私に書けたんだから」と言葉をかける。それは、未来で保彦が出会う小説だった。

 主人公の美雪を演じるのは、多くの映画やドラマに出演し、最近では「地面師たち」「海に眠るダイヤモンド」出演する池田エライザ。300年後の未来からやってきた転校生・保彦役を、ジュニアとしても活動している阿達慶が務めている。数々の青春映画で若い世代から支持を集める松居大悟監督がメガホンをとり、“時間もの”で高い評価を獲得している上田誠が脚本を担当。”タイムリープ✕青春ミステリ”映画として本作を作り上げた。また、「時をかける少女」へのオマージュを込めて、オール尾道ロケで撮影された。

池田エライザ、久保田紗友らが艶やかな浴衣姿 夏祭りのデートシーン 「リライト」場面写真

池田エライザ、久保田紗友らが艶やかな浴衣姿 夏祭りのデートシーン 「リライト」場面写真

池田エライザ、久保田紗友らが艶やかな浴衣姿 夏祭りのデートシーン 「リライト」場面写真

池田エライザ、久保田紗友らが艶やかな浴衣姿 夏祭りのデートシーン 「リライト」場面写真

池田エライザ、久保田紗友らが艶やかな浴衣姿 夏祭りのデートシーン 「リライト」場面写真

池田エライザ、久保田紗友らが艶やかな浴衣姿 夏祭りのデートシーン 「リライト」場面写真

池田エライザ、久保田紗友らが艶やかな浴衣姿 夏祭りのデートシーン 「リライト」場面写真

【作品情報】
リライト
2025年6月13日(金)全国公開
配給:バンダイナムコフィルムワークス
©2025『リライト』製作委員会

作品一覧