悪ガキ3人組が大冒険 ”魔女”の娘も加わり、悪い大人に立ち向かう 「リトル・ワンダーズ」公開決定

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悪ガキ3人組が大冒険 ”魔女”の娘も加わり、悪い大人に立ち向かう 「リトル・ワンダーズ」公開決定

 第76回カンヌ国際映画祭でプレミア上映され、監督週間とカメラ・ドール部門に選出された映画「リトル・ワンダーズ」が、2024年10月25日より劇場公開されることが決まった。

 「リトル・ワンダーズ」は、RPGゲームのような冒険物語で、おとぎ話、西部劇、ケイパームービー、フォーク・ホラーなどのジャンルをミックスさせたアドベンチャー映画。悪ガキ3人組“不死身のワニ団”の、アリス、ヘイゼル、ジョディは大の仲良し。ある日、ゲームで遊ぶ代わりにママの大好きなブルーベリーパイを手に入れに行くが、必要な卵を謎の男に横取りされる。奪い返すために男を追いかけた3人は、”魔女”の率いる謎の集団“魔法の剣一味”に遭遇し、怪しいたくらみに巻き込まれてしまう。森で出会った”魔女の娘”ペタルを仲間に、4人は悪い大人に立ち向かう。

 監督を務めたウェストン・ラズ―リは、カリフォルニア芸術大学でグラフィックデザインやファッションデザイン等を学んだあと、映画製作を始めた新星。本作が長編デビュー作となる。16ミリフィルムでの撮影や美術を駆使し、“レトロフューチャーな世界観”を作り込んだ。

 ウェストン・ラズーリ監督は、「誰もが「この世界に住みたい」、「彼らの一員になりたい」と思うような世界観をもつ、究極のこども映画を作りたかったんです。物語の出発点には、私が子供の頃に好きだったスパイごっこやボードゲームがあります。特に後者に関しては、よく遊んでいた年代物のボードゲームが、シンプルながら絵やデザインが凝った物で、子供ながらにとても魅力を感じました。その一方で「ジュマンジ」のような雰囲気もあって、一度ゲームを始めたら、ゴールするまで終わらない呪いのような引力もあります。まさにそんな映画を作りたかったので、本作の世界観に影響しています。また、自分が育ったユタ州で撮影できたのも、子供の頃を思い起こしながら創作できた理由の一つで、劇中に出てくるスーパーマーケットは、実際に私が子供の頃によく通っていたお店です」と、コメントを寄せている。

悪ガキ3人組が大冒険 ”魔女”の娘も加わり、悪い大人に立ち向かう 「リトル・ワンダーズ」公開決定

【作品情報】
リトル・ワンダーズ
2024年10月25日(金)より新宿武蔵野館ほか全国公開
配給:クロックワークス
© RILEY CAN YOU HEAR ME? LLC

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