2024年11月29日より劇場公開される、遅咲きのインド人バレエダンサーが夢に向かってまい進する姿を追ったドキュメンタリー映画「コール・ミー・ダンサー」から、新たな場面写真が公開された。
場面写真では、マニーシュがバレエに目覚めるきっかけとなったバレエ・マスターのイェフダとの熱い語らい、バレエの厳しいレッスン風景、ついに舞台に立つことになったマニーシュが、鍛え上げられた肉体で舞台での跳躍に初めて挑む様子などが捉えられている。
本作のプロデューサー・監督のレスリー・シャンパインは、元プロのダンサー。本作を撮影するきっかけは、2016年にイェフダの生徒の一人が、ニューヨークとロンドンにある世界で最も競争の激しい名門バレエ学校に、インド人ダンサーとして初めて入学を許可されたとき、世界中のメディアで大きく話題になったことだった。映画製作者たちからイェフダに映画の出演依頼が殺到したが、「ダンサーであり映画製作者として、私が経験者ならではの感性と視点を提供できることを知っていたので、(イェフダは)このドキュメンタリーの制作を私に持ちかけました」と振り返っている。
「コール・ミー・ダンサー」は、運動神経抜群のストリートダンサーだったムンバイに住む青年マニーシュを追った作品。偶然入ったダンススクールで、気難しいイスラエル人バレエ・マスターのイェフダと出会ったマニーシュ。バレエの魅力にとりつかれ、短期間で驚くような成長を見せるが、バレエダンサーとして活躍するためには、マニーシュはすでに年を重ねすぎていた。マニーシュの思いに応えるため、ともに苦悩し、努力を続けるイェフダ。彼らは、自分たちが”何者であるのか”を探し求めながら、互いの人生を変えていく。
自身もダンサーとして長く活躍し、引退後はプロデューサーに転身。数々のドキュメンタリーで多くの賞を獲得してきたレスリー・シャンパインと、同じく25年以上に渡りドキュメンタリーを中心に制作してきたピップ・ギルモアの2人が、監督を務めている。
【作品情報】
コール・ミー・ダンサー
2024年11月29日(金) 新宿シネマカリテほか全国公開
配給:東映ビデオ
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