
アイルランドの新進監督によるフォークホラー「FRÉWAKA/フレワカ」が、2026年2月6日より劇場公開されることが決まった。
「FRÉWAKA/フレワカ」は、決して断ち切れない“女性たちの痛み”を描いたホラー。婚礼の夜、花嫁が姿を消す。その半世紀後、アイルランドの人里離れた村に住む老婆の介護のため訪れた看護師のシューは、閉ざされた村に漂う“何か”の気配を感じ始める。「ヤツらに気をつけなさい」とおびえる老婆、どこからともなく聞こえてくる歌声、蹄鉄に囲まれた赤い扉、わらのかぶり物をした人々と謎の祝祭、そして掘り起こされていくこの地に伝わる古い記憶。徐々にシューは、見えない“恐怖”に吞み込まれていく。
タイトルは、現地の言葉「fréamhacha(フレーヴァハ)=根」に由来し、アイルランド語を使用して初のホラー作品となっている。
監督を務めたのは、自身もアイルランドにルーツを持つ新進女性監督のアシュリン・クラーク。緑豊かな美しい大地の上で受け継がれてきた民間伝承、ケルト神話に宿る“土着の祈り”と“呪い”を現代的解釈でよみがえらせた。第57回シッチェス・カタロニア国際映画祭や第77回ロカルノ国際映画祭など、各国の映画祭でも上映されている。
【作品情報】
FRÉWAKA/フレワカ
2026年2月6日(金)より、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開
配給:ショウゲート
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