ツンデレな広瀬すず 10歳年下の男子高校生の頭をポン 「水は海に向かって流れる」本編映像

映画スクエア

 2023年6月9日より劇場公開される、田島列島の同名漫画の映画化作「水は海に向かって流れる」から、榊さん(広瀬すず)がツンデレな姿を見せる本編映像の一部が公開された。

 仕事帰りに歩いていた榊さんは、土手に座り込みなにやら悩んでいる様子の直達を見つけ近づいていく。「直達くん。どうしたの」と聞く榊さんに、「反省」と一言つぶやく直達。「榊さんの言うことを聞いていればあんな無神経なこと・・・」と、どうやら恋愛でなにかあった様子を見せる。「さては告白されたね?」と10歳年下の直達にいたずらっぽく話し、続けて「派手に浮つけよ!」と、直達に榊さん流のアドバイスをする。

 いつものクールな姿とは違い、表情も少し緩んでいる榊さん。直達にじっと見つめられると、ハッとしたようにまたいつもの姿にすぐ戻ってしまう榊さんだったが、「半分持ちたいって言ってくれて、うれしかった。ありがとう」と、初めて直達への素直な気持ちを口にする。映像の最後には「安心してリア充におなり」と、直達の頭をポンとする。榊さんのやさしさが映し出された映像となっている。

 「水は海に向かって流れる」は、ある雨の日の思いがけない出会いから始まる物語。過去の出来事から心を閉ざし、「恋愛はしない」と宣言し、日々を淡々と過ごす26歳のOLである榊千紗(さかき・ちさ)を描く。シェアハウスに住むいつも不機嫌そうな榊千紗を演じるのは広瀬すず。2023年唯一の単独主演映画で、「ここまでクールで、感情が掴みにくい役は初めて」と自ら語る難役に挑む。メガホンをとるのは、「そして、バトンは渡された」「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」などの前田哲監督。人と人が向き合う過程を優しく描き、心の揺れ動きやあふれ出る感情を描き出す。

ツンデレな広瀬すず 10歳年下の男子高校生の頭をポン 「水は海に向かって流れる」本編映像

【作品情報】
水は海に向かって流れる
2023年6月9日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
配給:ハピネットファントム・スタジオ
©2023映画「水は海に向かって流れる」製作委員会 ©田島列島/講談社

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