サンドラ・ブロック、過去に苦しむ元受刑者を熱演 疎外感と絶望感を表現 「消えない罪」予告

映画スクエア

 12月10日よりNetflixで配信される、サンドラ・ブロック主演映画「消えない罪」の、予告編が公開された。

 公開された予告編では、殺人の罪によって20年の刑期を終えたルース(サンドラ・ブロック)が、出所後も世間の厳しい目にさらされ、疎外感と絶望感にさいなまれる姿が捉えられている。事件を知る人々からの非難が後を絶えず、精神的にも追い詰められていく中、唯一の望みである妹を捜そうとするルース。そんなルースが、虚ろな表情で街をさまよう姿、自分を抑えられず感情をむき出しにする姿、再び妹とのつながりを取り戻そうと悩み葛藤する姿が映し出されている。

 「消えない罪」は、過去に犯してしまった殺人の罪で服役し、20年の刑期を終えて出所したルース・スレイターを描いた作品。罪を償ったはずのルースだったが、出所すると過去の罪を許さない世界が待ち受けている。社会に溶け込めず孤立し、安息を求めた故郷でも厳しい批判に遭い、次第に行き場をなくしていくルース。彼女が”罪を償う”ための唯一の手段は、とある理由でかつて置き去りにしてしまい、離ればなれになっていた妹を探すことだった。

 許されぬ罪を背負って生きる元受刑者という、これまで演じたことのない役に挑むのは、本作品でプロデューサーも務めているサンドラ・ブロック。「マグニフィセント・セブン」などのヴィンセント・ドノフリオ、「マ・レイニーのブラックボトム」などで 4 度のアカデミー賞ノミネート歴を誇るヴィオラ・デイヴィスらが脇を固める。監督は、「システム・クラッシャー 家に帰りたい」で2019 年のベルリン国際映画祭銀熊賞(アルフレッド・バウアー賞)を受賞した、ドイツ出身のノラ・フィングシャイトが務めている。

 11月26日より、日本の一部劇場での公開も予定されている。

サンドラ・ブロック、過去に苦しむ元受刑者を熱演 疎外感と絶望感を表現 「消えない罪」予告

サンドラ・ブロック、過去に苦しむ元受刑者を熱演 疎外感と絶望感を表現 「消えない罪」予告

【作品情報】
消えない罪
Netflix 映画『消えない罪』12月10日(金)より独占配信開始

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