「2020東京・中国映画週間」で上映されて反響を呼んだトリック・サスペンス映画「共謀家族」が、7月16日より劇場公開されることが決まった。
「共謀家族」は、タイを舞台に、幼き日に中国からタイに移り住んだ映画マニアのリー・ウェイジエが、完全犯罪を試みる作品。妻のアユー、高校生の娘ピンピン、まだ幼い娘アンアンの一家4人で幸せな毎日を送っているリー。ある日、サマーキャンプに出掛けたピンピンが不良高校生に暴行され、その様子をスマホで撮られてしまう。自宅にやって来て脅す不良を誤って殺してしまうピンピン。すべてを聞いたリーは、愛する娘と家族を守るため、完璧なアリバイ作りに着手する。
日頃から「映画1000本も見れば、世界に分からないことなどない」と考えていたリーは、それまで見てきた映画のトリックを応用し、捜査の先の先まで読み尽くした完全犯罪を計画。警察の事情聴取に備え、妻子に想定尋問を繰り返すリー。だがその先には予想もつかない結末が待っている。
「2020東京・中国映画週間」では、第5回ゴールドクレイン賞の最優秀主演男優賞を受賞。一般市民が選ぶ中国のエンタメ賞である「華鼎奨」では、最優秀新鋭監督賞・主演男優賞・助演女優賞にノミネートされるなどの評価を受けている。
【作品情報】
共謀家族
2021年7月16日（金）より新宿バルト9ほか全国順次公開
配給：インターフィルム／アーク・フィルムズ
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