樋口真嗣監督 「サンダーバード55/GOGO」構成を担当 カウントダウンの特報映像も公開

映画スクエア

 「シン・ゴジラ」「シン・ウルトラマン」を手掛ける樋口真嗣監督が、2022年に劇場上映・デジタル配信される、特撮人形劇の傑作として知られるテレビシリーズ「サンダーバード」の映画最新作「サンダーバード55/GOGO」の、構成を務めることが発表された。また、特報映像も公開された。

 「サンダーバード55/GOGO」は、本国イギリスの熱狂的な「サンダーバード」ファンのクラウドファンディングによって制作された3話のエピソードを、日本公開用に独自に再編集した作品となる。

 3本のオリジナルストーリーを1本にまとめた世界初の映画版を公開するにあたり、「サンダーバード」の大ファンを公言する樋口監督に、配給サイドが構成のオファーをしたという。樋口真嗣監督は、「何年か前に酒場で酔って見た記憶がありました。サンダーバードの未発表のオリジナル音源が見つかって、オリジナルの操り人形(マリオネット)を使い、かつてのスタッフが集まって映像化———。まるで夢のような出来事でしたが、あれは夢ではなかったのです。ノーCGのスーパーマリオネーションの復活なのです!もっと愛が深い“サンダーバー道”の大先輩たちを差し置いてワタシ如き若造が、まことに僭越ではございますが、ゼロエックス、スカイシップ1に続く劇場公開を目指して鋭意出動準備中(Standby for Action!)であります。ご期待ください」とコメントを寄せている。

 あわせて公開された特報映像では、オリジナル作品でも知られる「ファイブ!フォー!スリー!トゥー!ワン!」のカウントダウンが、新たな映像とともに映し出されている。

 「サンダーバード55/GOGO」は、日本放送開始55周年を祝して発足した「サンダーバード55周年プロジェクト」の、目玉企画として公開・配信される。本国イギリスの熱狂的な「サンダーバード」ファンのクラウドファンディングによって制作された3話のエピソードを、日本公開用に独自に再編集。エピソードは当時ラジオドラマとして書かれた脚本をもとにはじめて映像化されたもので、オリジナルへのオマージュとしてスーパーマリオネーションの伝統的な技術を駆使して撮影され、完全新作として復活する。

樋口真嗣監督 「サンダーバード55/GOGO」構成を担当 カウントダウンの特報映像も公開

樋口真嗣監督 「サンダーバード55/GOGO」構成を担当 カウントダウンの特報映像も公開

【作品情報】
サンダーバード55/GOGO
2022年、劇場上映/デジタル配信開始
配給:STAR CHANNEL MOVIES
Thunderbirds ™ and © ITC Entertainment Group Limited 1964, 1999 and 2021. Licensed by ITV  Studios Limited. All rights reserved.

  • 作品

日本語劇場版『サンダーバード55/GOGO』

公開年 2021年
製作国 イギリス
監督  ジャスティン・T・リー、スティーブン・ラリビエー、デヴィッド・エリオット
出演  
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