7月16日より劇場公開される、アカデミー脚本賞受賞作「プロミシング・ヤング・ウーマン」から、2種類の本編映像が公開された。
公開された本編映像は、キャシー（キャリー・マリガン）と大学時代の同級生・ライアン(ボー・バーナム）の再会にまつわる2つのシーン。1つ目の本編映像は、カフェで働くキャシーとライアンが、数年ぶりの再会を果たす場面。「（コーヒーに）ミルクは？」と聞くキャシーに、ライアンは冗談で「ツバを吐いていい」と答える。すると、キャシーは本当にツバをコーヒーに吐き、ライアンに渡すのだった。ライアンは、動揺しながらもキャシーをデートに誘う。
2つ目の映像は、ライアンがキャシーに会うためカフェを再訪するシーン。キャシーから教えてもらった電話番号やメールアドレスが、デタラメだったことを話すライアン。気を利かしたキャシーの同僚は、鳴っていない電話を取りにその場を去る。そして、ライアンは友達としてキャシーをデートに誘うという、ラブコメ感が漂うシーンとなっている。だが、この再会は、キャシーの復讐のきっかけとなるのだった。
「プロミシング・ヤング・ウーマン」は、医大を中退し、30代を目前に控えたキャシーによる復讐を描いた作品。監督を務めるのは、自身の脚本で長編監督デビューを果たしたエメラルド・フェネル。ロマンティック・コメディと復讐劇を融合させ、社会にはびこるジェンダーバイアスを浮き彫りにした。本年度アカデミー賞では、監督賞と脚本賞にノミネートされ、脚本賞を受賞した。また、キャシーを演じたキャリー・マリガンが主演女優賞にノミネートされたほか、作品賞と編集賞にもノミネートされた。
【作品情報】
プロミシング・ヤング・ウーマン
2021年7月16日(金)TOHOシネマズ 日比谷＆シネクイントほか全国公開
配給：パルコ
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