佐野晶哉 「運命を感じた」というカメラマン役 ファインダーをのぞく姿 「明日を綴る写真館」場面写真

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佐野晶哉 「運命を感じた」というカメラマン役 ファインダーをのぞく姿 「明日を綴る写真館」場面写真

 2024年6月7日より劇場公開される、あるた梨沙による同名漫画を原作とした映画「明日を綴る写真館」から、佐野晶哉演じるカメラマン・太一の姿を捉えた場面写真が公開された。

 地方都市で写真館を営む鮫島(平泉成)に弟子入りを志願するものの、はじめは受け入れてもらえなかった太一。だが、太一の熱意や写真館を訪れる客との出会いによって、いつしかふたりは強い師弟関係でつながっていく。場面写真では、ファインダーを通じて人々の瞬間を切り取る太一の姿が切り取られている。人々の抱える悩みや問題のために必死に奔走する鮫島の言動に新たな気づきを得た太一は、シャッターを切ることで、自分自身の奥底にある人生の“想い残し”と向き合っていく。

佐野晶哉 「運命を感じた」というカメラマン役 ファインダーをのぞく姿 「明日を綴る写真館」場面写真

佐野晶哉 「運命を感じた」というカメラマン役 ファインダーをのぞく姿 「明日を綴る写真館」場面写真

 「20歳のソウル」で佐野を起用した秋山純監督が「ぴったりの役!」と熱烈オファーし、脚本の中井由梨子も「もし佐野晶哉がこの世界線を生きていたらという過去だけ背負っておいてくれたら、何もしなくていい。」とまで言い切っている。佐野自身も「影のあるところが自分に似ていると感じた」「僕はただ、カメラに対しての知識を深めていきました」と語る。また、本作のオファーがある2カ月前から、プライベートでカメラを始めていたという佐野は、写真の楽しみを感じ始めていたこのタイミングで届いたカメラマン役に、「運命を感じた」と明かしている。

 「明日を綴る写真館」は、さびれた写真館を営む無口なカメラマン・鮫島の物語。彼の写真に心を奪われた気鋭のカメラマン・太一は、華々しいキャリアを捨て、弟子入りを志願する。家族とのコミュニケーションすら避けてきた太一は、訪れる客と丁寧に対話を重ね、カメラマンと被写体という関係を超えてまで深く関わる鮫島の姿に驚きを隠せない。人々の抱える悩みや問題のために必死に奔走する鮫島に振り回されながらも、自分に足りないものに気付き始める太一。同時に、鮫島とその家族にも目を背けてきた“想い残し”があることを知る。

 平泉成が鮫島を演じ、「Aぇ! group」の佐野晶哉が太一役を務める。企画・プロデュース・監督は、平泉と佐野も出演した映画「20歳のソウル」でメガホンを取った秋山純が務める。

【作品情報】
明日を綴る写真館
2024年6月7日(金)全国公開
配給:アスミック・エース
©2024「明日を綴る写真館」製作委員会 ©あるた梨沙/KADOKAWA

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