「ONE PIECE FILM RED」を手掛けた谷口悟朗監督と、「崖の上のポニョ」「魔女の宅急便」など多くのスタジオジブリ作品のキャラクターデザイン・原画を務めた近藤勝也が、初めてタッグを組んだオリジナル劇場アニメーション「パリに咲くエトワール」が、2026年3月13日より劇場公開されることが決まった。
「パリに咲くエトワール」は、困難な時代にあっても諦めることなく、星（エトワール）に手を伸ばそうとするふたりの少女の物語。画家を夢見るフジコと、バレエに心惹かれる千鶴。横浜で偶然出会ったふたりは、運命に導かれるようにパリで再会を果たす。20世紀初頭のパリで、夢を追い求め奮闘するふたりの姿を描く。
主人公は画家を夢見る少女・フジコの声を担当するのは、アニメ映画「かがみの孤城」で主人公の声優を務め、2025年にはドラマ「ちはやふるーめぐりー」、映画「ストロベリームーン」で主演を務めるなど、若手俳優として活躍を続ける當真あみ。當真は、「フジコという普段の自分とは全く違った真逆な女の子を演じるにあたり、役作りや声優というお芝居の違いの難しさを改めて感じながらも、楽しく演じさせていただきました」と、コメントを寄せている。
フジコ役に當真を起用した理由として谷口悟朗監督は、主人公のフジコの声に「純粋であること、企み感がないこと、等身大であること、愛嬌があること、そしてどこかに芯を感じさせること」を起用の基準にしたと語り、「アフレコの時期に、このキャリアでの當真さんに出会えたことは幸運でした」と振り返っています。
近藤勝也がイラストを手掛けたティザービジュアルは、赤いリボンが特徴的な主人公・フジコが部屋の窓から身を乗り出す姿が描かれている。背景にはパリの街並みが描かれ、この街を舞台にこれから始まる物語に胸が高鳴る様子が描き出されたイラストになっている。
【作品情報】
パリに咲くエトワール
2026年3月13日（金）全国公開
配給：松竹
©「パリに咲くエトワール」製作委員会
