「島ぜんぶでお~きな祭 第16回沖縄国際映画祭」の特別招待作品としてプレミア上映をされた、映画「くすぶりの狂騒曲」の公開日が2024年12月13日に決まり、予告編が公開された。
予告編は、お笑い芸人・タモンズ(大波・安部)の漫才から始まり、映画でタモンズを演じる和田正人と駒木根隆介に切り替わる。そして舞台は、「大宮セブン」の拠点である「大宮ラクーンよしもと劇場」に。「お客様が1人も入っていません。」「ウケてるとこ見たことないで。」という厳しいセリフとともに映し出される、大宮セブンのメンバーたち。売れていく芸人たちを横目に、彼らのあせりが募る様子が描かれる。
そんな中、初代劇場支配人の名越総一郎(チュートリアル・徳井義実)から励ましの言葉を掛けられ、「自分にウソを付くな!」という囲碁将棋・根建太一からの叱咤を受ける。そして、タモンズのファンである瑠々(永瀬未留)の「タモンズは面白いです!」の叫びをきっかけに、何かが弾けたようにおたけびをあげる安部の姿が映し出される。
「くすぶりの狂騒曲」は、結成10周年を迎えた「大宮セブン」の真実に迫る作品。2014年に「大宮ラクーンよしもと劇場」のオープンに合わせて、東京の劇場でくすぶり続けていた「タモンズ」「マヂカルラブリー」「GAG少年楽団」などの芸人たちが集められた。「島流し」と揶揄されながらも、大宮を盛り上げるためにユニット「大宮セブン」を結成。当初は劇場にお客さんが全く入らず、ほぼ無観客ライブの毎日だった。「大宮セブン」のメンバーたちはさまざまな修羅場をくぐり、今では多くのメンバーが数々の賞レースで結果を残し、活躍を続けている。
本作の中心となる芸人コンビ「タモンズ」を演じるのは、和田正人と駒木根隆介の2人。和田正人がツッコミの大波康平を演じ、ボケの安部浩章を駒木根隆介が演じる。ほかに、チュートリアルの徳井義実、岡田義徳らが出演している。
【作品情報】
くすぶりの狂騒曲
2024年12月13日(金)より新宿バルト9、イオンシネマほか全国ロードショー
配給:イオンエンターテイメント 吉本興業
©2024「くすぶりの狂騒曲」製作委員会