2025年11月21日より劇場公開される、南米コロンビアの無法地帯を舞台に、正体不明のグリンガ(白人女)が腐敗した警察と麻薬カルテル相手に壮絶な戦いを挑むアクション映画「ドミニク 孤高の反逆者」から、マシンガンで殺しにやって来た警官たちにドミニクが怒りの反撃を開始するシーンの、本編映像が公開された。
本編映像は、家族との穏やかな朝食風景にはなじまない、警察署長の「皆殺しだ!」の一言で始まる。予期せぬ命令に戸惑いながらも部下たちに「突撃」の命令を発し、巨漢をゆらしてドミニクに銃弾を浴びせる警察官のリーダーだが、一瞬で拳銃を奪われ、眉間に死の銃弾がぶち込まれる。部下たちもマシンガンで応戦するも、倒れた巨漢警官に阻まれ、気が付けばドミニクの銃口が目の前にある状態となる。不都合な真実を暴こうとしたドミニクの恩人フリオを殺し、切り落とした首を家にさらしに来た警官たち。さらに、何も知らない彼の家族たちも消そうとする彼らの無秩序なやり方に、ドミニクの怒りが爆発する。
麻薬カルテルやゲリラ組織の活動で殺人や誘拐事件の発生率も高く、違法武力勢力の抗争も続いているため、まだまだ治安の危険度が高い南米・コロンビア。そんなコロンビアの田舎町を舞台とする本作でも、麻薬カルテルと裏でつながり、悪事の隠蔽や保身のためなら罪のない旅行者までもひどい拷問にかける腐敗警官たちの蛮行が描かれている。
「ドミニク 孤高の反逆者」の主人公は、南米コロンビアの小さな街に流れ着いたウクライナ人女性のドミニク。知り合った警官フリオとその家族との平穏な日常は長くは続かなかった。腐敗した警察と麻薬カルテルによってフリオが惨殺され、非力な家族に危機が迫る時、ドミニクは封印していた戦闘スキルを発動させる。無法地帯を舞台に、正体不明のグリンガ(よそ者の白人女)が、警察とカルテルとの壮絶な戦いに挑む。
監督は「サベージ・キラー」「コカイン・ブライド」などリベンジ系アクションを得意とするマイケル・S・オヘダ。マーシャル・アーツの訓練も受けているウクライナ系アメリカ人の女優オクサナ・オルランと、再タッグを組む。
一足先に本作を鑑賞した著名人によるコメントも公開された。コメントは以下の通り。
【コメント】
■豊口めぐみ(声優)
ドミニクは、青い炎のような人。
一見冷たく見えるけど、沸々と感情を燃やす人。
胸を抉られるような映画です
■秋本鉄次(映画評論家)
純正パツキン・アクション激減の“悪い時代”に降臨した超絶ヒロイン・ドミニク様の目ヂカラに一目惚れ!
腐敗警察、犯罪組織相手に仁王立ちするその目千両、返り血千両!
『ヨッ、返り血が世界一似合う女』ブラボー!
■生物探検家トノムラ
圧倒的ヴァイオレンス!
血飛沫、銃撃、肉弾戦、息をのむバトルが次々に押し寄せる!
マズルフラッシュが照らし出すコロンビアの闇。
生きるために逃げるか、守るために戦うか、究極のアクション映画!
■江川知弘(作家)
南米の陽気さとダークなバイオレンス、さらに西部劇のストーリー要素を巧みに織り交ぜた異色のリベンジアクション映画!
「マッド・マックス 怒りのデス・ロード」のフュリオサを彷彿とさせる新たな女性アクションスターの誕生は見逃せない!
■ヒロシニコフ(映画ライター)
正義が喪われた地に、ランボー×フュリオサ=ドミニクが舞い降りた!
リベンジ映画の傑作『サベージ・キラー』のマイケル・S・オヘダ監督が放つ、銃弾と慟哭が吹き荒れる怒りのハードコア・バイオレンス!
悪鬼を屠る興奮、情け容赦ない暴力、そして無慈悲な残酷――映画に求めるものが全てここにある!





【作品情報】
ドミニク 孤高の反逆者
2025年11月21日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開
配給:彩プロ
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