近藤芳正主演による人生のやり直しを描いた自主制作映画「事実無根」が、2025年5月10日より東京公開され、順次全国公開されることが決まった。
「事実無根」は、子どもたちや常連客でにぎわう京都・下京区の喫茶店「そのうちcafe」で、大林沙耶と名乗る若い女性が働き始めることから始まる物語。不器用ながらも一生懸命に働く沙耶の姿は、店主・星孝史や常連客の間で注目の的となっていった。セクハラのでっち上げにより大学教授からホームレスにまで成り下がった、沙耶の元義理の父親だという男が、そんな沙耶の姿を遠くから盗み見ていた。実は店主の星も、前妻との離婚後から、DVのでっち上げによって娘に一度も会えていないという寂しさを抱えていた。そこで、沙耶と元義理の父親との再会の場を設けようとした結果、思いがけない事実が明るみに出る。
京都に実在する「そのうちcafe」を舞台としながら、京都や関西にゆかりのある出演陣・製作陣をそろえ、京都の日常を温かに映し出した作品で、初監督作品となる柳裕章監督がメガホンをとっている。主人公のカフェの店主・星孝史に近藤芳正、元大学教授でホームレスの男・大林明彦に村田雄浩、沙耶には東茉凜が顔をそろえ、多くの人が直面する”家族の問題”をテーマに、人生のやり直しが描いている。
【作品情報】
事実無根
2025年5月10日（土）より新宿K's cinemaほか全国順次公開
配給：MomentumLabo.
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