映画「キャラクター」ノベライズ&コミカライズ発売決定 映画と異なる展開と結末

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映画「キャラクター」ノベライズ&コミカライズ発売決定 映画と異なる展開と結末

 菅田将暉が主演し、Fukase(SEKAI NO OWARI)が殺人鬼役として俳優デビューする映画「キャラクター」の、ノベライズ版とコミカライズ版の発売が決定した。

 ノベライズ版は映画の原案・脚本を手掛けた長崎尚志が執筆。5月7日に発売される。コミカライズ版も長崎が原案と脚本(共同)を担当し、「月刊!スピリッツ」で3月27日発売の5月号から短期集中連載される(単行本全1巻は5月28日発売)。ともに映画とは異なる展開と結末になるという。長崎尚志は、「彼ら(登場人物)の選択のちがいが、別な方向に向かった……いわば映画版『キャラクター』のパラレルワールドともいうべきもの!同時に、映画に用意された少し謎に満ちたラストシーンを紐解く解説本にもなっています!」とコメントしている。

 映画「キャラクター」は、殺人犯を目撃した売れない漫画家を主人公とした作品。漫画家は殺人犯をモデルにしたキャラクターの漫画を描いて大ヒットとなるが、漫画で描かれる殺人を模したような殺人事件が発生し・・・という物語の作品。菅田将暉が主演し、Fukase(SEKAI NO OWARI)が殺人鬼役として俳優デビューする。さらに、小栗旬、中村獅童、高畑充希が出演している。漫画家・浦沢直樹作品を数多く手掛けてきたストーリー共同制作者の長崎尚志が原案・脚本を務め、「恋は雨上がりのように」などの永井聡がメガホンを取る。

【長崎尚志 コメント全文】

映画『キャラクター』は企画段階でさまざまな映画監督の間を行きつ戻りつし、実現までにほぼ10年を費やした作品です。
それだけに書いたシナリオは実に20稿! それぞれが異なった結末になっています。
小説版『キャラクター』はその中で、どれが映画版と同じくらい面白いか担当編集者に吟味してもらい、選ばれた第12稿をもとに創作したものです。
冒頭はほぼ映画版と同じ流れですが、中盤から大きく変わり、終盤はまったく異なる展開になっています。
マンガ版『キャラクター』は映画のシナリオを、マンガ家のいわや晃氏にそのままお渡しし、「好きなように変えていいですから」と言づけたもの。いわや氏もまた、映画版と同じではつまらないと、ラストは驚愕の展開になっています。
とはいえ、小説もマンガも、登場人物、キャラクター、人間関係――すべて映画と同じ!
彼らの選択のちがいが、別な方向に向かった……いわば映画版「キャラクター」のパラレルワールドともいうべきもの! 同時に、映画に用意された少し謎に満ちたラストシーンを紐解く解説本にもなっています!
映画をご覧になる前に(あるいは読んだあとに)、ぜひ小説版、マンガ版をご一読いただくことをお薦めします。

【作品情報】
キャラクター
2021年6月11日公開
配給:東宝
©2021映画「キャラクター」製作委員会

  • 作品

キャラクター

公開年 2021年
製作国 日本
監督  永井聡
出演  菅田将暉、Fukase、高畑充希、中村獅童、小栗旬
作品一覧