環境アクティビストたちが命懸けの石油パイプライン爆破 「HOW TO BLOW UP」公開決定

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環境アクティビストたちが命懸けの石油パイプライン爆破 「HOW TO BLOW UP」公開決定

 環境アクティビストたちの命懸けの石油パイプライン爆破を描いた映画「HOW TO BLOW UP」が、2024年6月14日より劇場公開されることが決まった。

 「HOW TO BLOW UP」は、Z世代の環境活動家たちを描いた作品。彼らの過激な決意が、友人、恋人、苦難に満ちた物語を持つ仲間たちを巻き込みながら、パイプラインを爆破するという大胆なミッションへと結びついてゆく。若い世代のエネルギーは、予期せぬ混乱を招きながら、爆発的フィナーレに向かう。

 原作は、スウェーデンの気候変動学者アンドレアス・マルムが2021年に著したノンフィクション「パイプライン爆破法 燃える地球でいかに闘うか」。革命は非暴力を重んじる戦略的平和主義や市民的不服従よりも、「サボタージュ(財物を破壊する活動)」や「暴力的な直接行動」が成功をもたらしてきたことを論じたこの本は、大きな波紋を呼んだ。「HOW TO BLOW UP」では、原作のエッセンスを残しながらも、物語の形へと大胆に改変している。

 監督を務めるのは、気候科学者の両親を持ち、気候変動についてのドキュメンタリーからキャリアをスタートさせたダニエル・ゴールドハーバー。原作を読んだ執筆パートナーのジョーダン・ショールからアイデアが持ち込まれ、主演を務めるアリエラ・ベアラーと共同で脚本を執筆した。

【作品情報】
HOW TO BLOW UP
2024年6月14日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、池袋HUMAXシネマズ、シネマート新宿 ほか全国ロードショー
配給:SUNDAE
© Wild West LLC 2022

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