ブリュッセルに住む建設労働者と、中国系ベルギー人で植物学者の物語 「Here」予告

映画スクエア

 2024年2月2日より劇場公開される、ベルギーの映画監督であるバス・ドゥヴォス監督作「Here」の、本予告編が公開された。

 「Here」は、ブリュッセルに住む建設労働者のシュテファンと、中国系ベルギー人で植物学者のシュシュの2人が主人公の作品。アパートを引き払い故郷のルーマニアに帰国するか悩んでいるシュテファンは、お別れの贈り物として、姉や友人たちに冷蔵庫の残り物で作ったスープを配ってまわる。ある日、森を散歩中に以前レストランで出会った女性のシュシュと再会し、そこで初めて彼女が苔(こけ)の研究者であること知る。シュシュに促されて、初めて意識し見つめたのは、足元に広がる多様で親密な世界だった。そして、2人の心はゆっくりとつながってゆく。

 2014年に長編第1作を発表して以来、わずか数年でベルリン、カンヌをはじめとする映画祭から注目を集めているベルギーのバス・ドゥヴォス監督。1983年生まれのドゥヴォス監督は、これまでに長編4作品を監督。いずれも多言語・多文化が共生し”ヨーロッパの縮図”とも言われるベルギーにおいて、見落とされてしまうささいな日常の断片をすくい上げて描いている。16ミリフィルムによるスタンダードサイズの映像、他にはないサウンドスケープを響かせるギター、ゆるやかに展開してゆく物語によって、普段は見落としがちな、人のさりげない優しさや思いやりに気づかせてくれる映画を撮り続けている。

 バス・ドゥヴォス監督作「ゴースト・トロピック」も、2024年2月2日より同時公開される。

ブリュッセルに住む建設労働者と、中国系ベルギー人で植物学者の物語 「Here」予告

ブリュッセルに住む建設労働者と、中国系ベルギー人で植物学者の物語 「Here」予告

【作品情報】
Here
2024年2月2日(金)よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全国ロードショー
配給:サニーフィルム
©︎ Quetzalcoatl

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