2025年6月13日より劇場公開される、堀貴秀監督によるSFストップモーションアニメ映画「JUNK」シリーズの第2章「JUNK WORLD」から、約2分の本編冒頭映像が公開された。
映像は、朽ち果てたように横たわるロボット・ロビンの衝撃的な姿から始まる。そしてそこに群がる正体不明の物体。さらに機能が完全に停止したかに見えたロビンにも異変が起こるという、これから起こる壮大な物語の始まりを予感させる幕開けとなっている。
「JUNK WORLD」は、独学で映画作りを学んできた監督・堀貴秀が制作したSFストップモーションアニメ映画「JUNK HEAD」から、1042年前の世界を描いた物語。「JUNK HEAD」は、2017年にファンタジア国際映画祭最優秀長編アニメーション賞をはじめ、数々の海外国際映画祭で受賞した作品で、2021年に全国10館で公開されると、口コミでも大きな話題を集め、ミニシアターランキングでは2週連続1位を獲得。興行収入1.4億円を突破するカルト的人気となった。
物語の舞台ははるか昔。人類は地上の生息域減少により地下開発を進めた。その労働力として人間に似せた人工生命体のマリガンを創造するも、マリガンは自らのクローンを増やして勢力を広め、人類に反乱を起こした。第3次停戦協定から230年後の世界では、人類は地上にとどまり、地球規模に広がった地下世界をマリガンが支配していた。
そんな中、地下世界に異変が起こり、人間とマリガンによる地下世界の異変を探る調査チームが結成される。女性隊長トリス率いる人間チームと、クローンのオリジナルであるダンテ率いるマリガンチームは、ともに目的地である地下都市カープバールを目指すが、マリガンのカルト教団「ギュラ教」に襲撃されてしまう。彼らの標的は希少種とされる人間の女性=トリス。しかしトリスにはロボットのロビンが護衛として帯同していた。
【作品情報】
JUNK WORLD
2025年6月13日(金)公開
配給:アニプレックス
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