突然の末期がん宣告 特別な絆とかけがえのない日々描く 「アワー・フレンド」場面写真

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突然の末期がん宣告 特別な絆とかけがえのない日々描く 「アワー・フレンド」場面写真

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 10月15日より劇場公開される、全米雑誌大賞を受賞したエッセーの映画化作「Our Friend/アワー・フレンド」から、新たな場面写真が公開された。

 公開された場面写真では、末期がんの宣告を受けるニコル(ダコタ・ジョンソン)たちが、海岸沿いの自然豊かなアラバマ州・フェアホープで、かけがえのない日々を過ごす様子が切り取られている。ベッドで横になりながら本を読む夫のマット(ケイシー・アフレック)と横で笑顔を見せるニコルの姿や、ニコルとマットを助けに駆けつけてくれた親友のデイン(ジェイソン・シーゲル)の姿、ニコルとマットの子どもたちの弾ける笑顔などが切り取られている。

 ニコルを演じたダコタ・ジョンソンは本作について、「(エッセーは)今までほかに見たことのない美しさと正直さがあって、そして勇気あるストーリーだった。あそこまでの思いやりと勇気、ある決断…この映画でのそれらの描かれ方はとても美しいと思った。出演を決めたわ。登場人物、彼らの関係性。このストーリーは、多くの人が共感できるものだと感じたの」と語っている。

 「Our Friend/アワー・フレンド」は、2人の幼い娘を育てながら懸命に毎日を送っていたジャーナリストのマット、妻で舞台女優のニコル、親友デインを描いた物語。ある日突然告げられたニコルへの末期がんの宣告で生活が一変。妻の介護と子育ての負担がマットに重くのしかかる中、かつてマットとニコルに心を救われたデインが一家を支えるためにやってくる。2年に及ぶ闘病生活で、3人の思いと苦悩が交差する中で見つける希望を描く。

 原作は、2015年に「Esquire」誌に掲載され、全米雑誌大賞を受賞した、マシュー・ティーグが自身の経験をつづったエッセー「The Friend: Love Is Not a Big Enough Word」。メガホンを取るのは水族館のシャチとショービジネスについて描いたドキュメンタリー映画「BLACKFISH(原題)」を手がけたガブリエラ・カウパースウェイト。マット役を「マンチェスター・バイ・ザ・シー」のケイシー・アフレックが、妻ニコル役を「フィフティ・シェイズ」シリーズなどのダコタ・ジョンソンが演じる。2人の親友デイン役を、多くのコメディ作品に出演するジェイソン・シーゲルが務めている。

【作品情報】
Our Friend/アワー・フレンド
2021年10月15日(金)新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国ロードショー
配給:STAR CHANNEL MOVIES
© BBP Friend, LLC – 2020

  • 作品

Our Friend/アワー・フレンド

公開年 2019年
製作国 アメリカ
監督  ガブリエラ・カウパースウェイト
出演  ケイシー・アフレック、ダコタ・ジョンソン、ジェイソン・シーゲル、チェリー・ジョーンズ
作品一覧